暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
2:注意一秒、怪我一生?
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
(リムルダール地方)
リュカSIDE

やっぱ良いね。
ドラゴンの杖は良いよね!
これなら壊れないだろうし、武器の耐久度を気にする必要も無いね。

そんな事を考えながら素振りをしてて気付く。
あれ? ……俺……持ち物、減ってない?
メルキドを発つ時には、もっと色んな物を持ってたはずだけど、今はターバンもマントも無くなってる。

ヒゲ(ロロンド)に渡されたピリンのプレゼント(因みに中身は桃柿)は、無くなってないけど、魔法の玉とか色々紛失してるんだけど?
「お〜い……ルビスぅ。ちょっと質問があるんだけどぉ〜」

『何ですかリュカ?』
「あのさぁ……メルキドで造った魔法の玉とかメルキドシールドとか、無くなってるんだけど。如何した?」

『ありませんよ』
「『ありません』って如何いう事?」
『ですから、リムルダールには持って来れませんでしたよ』
「だから、そこを説明しろってんだよ!」

『先程リュカが使用した“移転の門”は、私の神力が大きく影響する装置なのです。メルキドは復興が進み、私の神力を強く発揮できるようになりましたが、このリムルダールでは影響力が低い。ですからリュカ自身の肉体と少しばかりのアイテムを運ぶだけで精一杯なのです。桃柿は貴方の現地妻から貰った大切な物だと思って優先しましたけど、その他の物は消え去りました。また一からの復興を頑張って下さい』

「はぁぁぁ!? 何それ??」
『ですから、向こうを発つ時は持ってた物でも、こちらに到着する前に消滅したんです。でも知識まで失ってないでしょうから、もう一度作り直せば良いのですよ』

ざけんなよ。
ドラゴンの杖も手に入れたし、魔法の玉の破壊力とメルキドシールドの防御力で、今後は無敵状態になれると気楽な気持ちで居たのに……

『でもマスタードラゴンの計らいで、武器の確保は出来るようになったのですから、余り我が儘を言わないで欲しいですね』
「お前は何もしてねーじゃんか! 相変わらず役に立たねー女だな」

『放っといて下さい……そんな事よりも、このリムルダールを復活させる為、新たな拠点に希望の旗を立てて下さい。そこから復興の再スタートですよ』
何が再スタートだ。
仕切り直したつもりは無いのだけどね!

そんな風にムカっ腹を立ててると、俺の手に突然ボロッちい旗が出現した。
そうです、これが希望の旗です。
拠点を復活させていけばルビスの影響力も強まり、旗も立派に変化して行くのです。

そして視線の先には1本の光の柱が……
そうなのです、あの光こそ、新たなる拠点“リムルダール”なのです。
あぁ……またやり直しかぁ〜。

「はぁ〜ぁ……やっぱ元の世界へ帰れば良かったかな?」
もうボヤくしかないね。
どっかの元プロ野球監督のように、ボ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ