結末
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
【しばらく後】
們天丸「し、死ぬかと思うたわ」
火邑「情けねェ!こんな簡単に負けちまうなんてよォ!」
京悟「何であれ負けは負けだ…約束通り持ってけドロボウ!」ヒュ
龍斗<悩>パシ
『木刀』
京悟「そいつはなァ俺がガキの頃から使ってた…」
涼里「……それはうちで安売りしていた」
京悟「…蕎麦代まで払ったら素寒貧になっちまったんだよォ!」
龍斗<友>
京悟「ひーちゃん…お前って奴ァ!」
小鈴「言い出しっぺがそれって…」
京悟「うるせえやい!」
們天丸「わいからはこれや!」
『吉原細見』
龍斗<悩>
們天丸「今度一緒に行こうやないか!」
京悟「また美冬に殴られるぞ」
ピセル「美冬がどうかしましたか?」
火邑「俺様の一番大切モンってェと義手なんだけどよォ」
火邑「流石にコイツをくれてやるわけにはいかねェからでこっちで勘弁してくれ」
『火邑の着物』
火邑「俺様のお気に入りだぜェ!」
京悟「ありがた迷惑この上ねェな…」
小鈴「やっすい木刀渡しといてよく言うよ」
梅月「僕からはこれを」
『歌集』
龍斗<友>
梅月「僕が書いた歌集だ、良かったら読んで欲しい」
們天丸「一番大事なモンが自分の歌集て寂しい奴やなァ」
梅月「君が言えたことではないだろう」
們天丸「なんやと!わいのお宝バカにすんなや!」
梅月「君が先に言ったんじゃないか!」
九桐「俺からは」
澳継「かつらか?ぷぷッ」
九桐「……これだ」
『篭手』
龍斗<友>
九桐「槍でもよかったんだがやはり師匠にはこれだと思ってな」
澳継「なんか全員一番大事なモンって感じしねえのな」
桔梗「水を差すんじゃないよ」
奈涸「では龍君これを受け取ってくれ」
『鍵』
涼里「―――――あ…」
奈涸「店の鍵だ」
奈涸「妹共々宜しく頼むよ」
涼里「―――――――――………………」スッ
小鈴「」
藍「」
小鈴「やられた!最初からこのつもりだったんだ!」
小鈴「藍ィッ!こうなったら最終手段だッ!」
藍「ど、どうすれば?」
小鈴「ついて来て!」ダッ
龍斗<悩>
涼里「――――――あ、あの」
涼里「暇なときにでも来て下さい。人手が有ると私も助かります」
龍斗<喜>
涼里「――ふふっ」
「ひーちゃん!」
龍斗<振り返る>
メイド服を着た小鈴「この服どう
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ