暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change10:取り戻した紅髪姫〜Prohibition brought by consideration〜
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力に驚いている。

「リアス部長。これがイッセーの覚悟です」

「どうゆうことなの?」

「イッセーはここに向かう途中俺にこう言ってきました。『今の自分では勝てない』と。ですがイッセーはそれでもライザーに勝ちたいその思い出あいつの赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)に眠るドラゴンと取引をし、自身の左腕をそのドラゴンに払い今の力を得たそうです」

「イッセー……」

リアス部長がイッセー心配していた。

「今は信じましょう。イッセーが勝つことを」

イッセーとライザーの攻防が続きがついよいよ戦いは終盤に差し掛かっていた。
途中イッセーの禁 手(バランスブレイカー)が解除して劣勢になりかけたが、アーシアにもらっていたであろう聖水と十字架を使い窮地を脱した。


『くっ、しぶといなリアスの『兵士』…ッ』

『お前のほうこそ…俺の神 器(セイクリット・ギア)で高めた聖水を喰らいながらもまだたっていられるのかよ…ッ』

見たところイッセーは後一回の攻撃が限界のようだな。

そしてライザーは無言で片手に炎を貯めイッセーにめがけて放つ。

『木場が言っていた!!!視野を広げて相手を見ろと!』

イッセーは着地すると、十字架に残りの聖水をかける。

『Transfer!!』

『朱乃さんが言っていた!!!魔力は体全体を覆うオーラから流れるように集める!意識を集中させて、魔力の波動を感じればいいと!!』

十字架と聖水を同時に強化し、腕を前に突き出す。この一撃で決めるようだなイッセーは。

『小猫ちゃんが言っていた!打撃は中心線を狙って、的確に抉り込むように打つんだと!』

イッセーは木場達が合宿で教られたことを高々と復唱する。

そしてイッセーの復唱に木場達は笑みを浮かべていた。
うれすうだろうな、自分たちがイッセーに教えてきたことが今の戦いにつながっているからな。
するとイッセーの気迫に恐れたかライザーは焦り出す。

『ま、待て!?分かっているのか!この婚約は悪魔の未来の為に必要で、大事なものなんだぞ!!お前のように何も知らないガキが、どうこうするようなものじゃないんだ!!』

説得のように見えるが、あれは完全に命乞いのようなものだった。

『難しい事は分からねえよ!!そして俺の親友であり俺たちグレモリー眷属を強くしてくれた親友とテュールさんが教えてくれた。強さは力じゃない、自分の信念を貫くのが強さだと!!!』

ん?俺そんなことイッセーに言った覚えがないんだが…。

「ごめんマスター。イッセーがね手合わせの途中でめげそう二なっていたからマスターの名前を借りてさっきの言葉言っちゃった!!」

「まあ、そんなことだと思ったよ。でもこれはいいほうに向かっているから別
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