第6章 VS感情
17 事件の前準備 感情偏
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ったよしゅーちゃん。ジャンヌも参加ね。きょーちゃんにも伝えとくから」
「おう。頼むぜ」
「ちなみに、ジャンヌに他のこと頼まれてたりしない?例えばアリアと戦ってくれとか」
理子は頭のいいやつだ。やはりそこに感づいてきた。しかし
「いや、そんなことは言われてないな。俺が頼まれたのは 星伽のメアドとそれを送る状況を作ってくれ。ただそれだけだ」
本当のことは言わない方が良さそうだ。まあ実際アリアと正面切って闘うつもりはない。罠を揃えて影から無力化する予定だ。
「・・そっか。そっーかそっか!ごめんねしゅーちゃん変なこと聞いて!」
急にまたハイテンションに戻った理子は持っていたトッポを俺の元に渡して
「じゃ、しゅーちゃん今日の午後6時に病院の下にいてね!理子着替えに行ってくるよ!」
「おう、楽しみにしてるぞー」
「あーいあーいさー!!」
理子はそう言って出て行った。それを見送った後、ジャンヌに星伽のメアドと祭のことを話す。キンジと星伽の方はジャンヌに頼もう。
メールはすぐに返事がきて「了解した。6時に病院へ向かう」とだけ書いてあった。業務連絡かよ。
「あとは、祭を楽しむだけだな。・・理子のエロ浴衣、楽しみじゃのう・・ジュルリ」
鼻の下を伸ばしながら、俺は残り作業を開始した。
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とある場所、とある通路にて
『おいジャンヌ。話がある』
『どうした理子?もう手伝いはしてくれないのではなかったか?』
『どうしたじゃない。なに勝手に修一とコンタクト取ってやがる。修一に今回の星伽の件手伝わせようとしてるだろうが』
『・・そのつもりだったのだが、ダメなのか?岡崎自身から協力すると言ってきたのだぞ?』
『ちっ、あのバカ男・・女ならすぐに助けようとしやがって・・ダメだ。修一をこれ以上私たちのことに首突っ込ませるな』
『なんだ?理子らしくないじゃないか。私はただ道具を借りたいと言っているだけだ。それだけでー』
『おいコラ!なに修一を道具扱いしてんだよ!爆破されたいのか!!』
『・・悪かった。だがどうしてそこまで本気で怒っているんだ?』
『修一の怪我見ただろ。あの状態でまだアリアと戦わせるのは絶対にさせない。もしさせようってんなら、いまから理子が相手になるよ』
『・・・、お前にとって、そこまでの男なのか岡崎修一は』
『あいつは理子の本当の理解者だ。もうあいつの苦しむ顔は、絶対に見たくない。だからー』
『わかった。そこまで言うなら、これ以上岡崎を使・・いや、岡崎に頼るのはやめよう。ただ、今日の祭りでの作戦は参加させる
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