第6章 VS感情
17 事件の前準備 感情偏
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きの悪口怒られてしまうかもな・・。このアホー!とか言って蹴り入れてきそう・・。
などと内心ビクビクしていると
そんな気持ちが一瞬で吹き飛んだ。
「ワーオ、ファンタスティック、ギンパツオネーサーン」
「・・どうしてカタコトになった?岡崎は帰国子女か?」
驚きました。そこには甲冑のコスプレをしていますがとても美人なお姉さんがいたのです。おそらくですが脳内年齢は勝ってるでしょうがおそらく年上です。俺の話し方がおかしくなるくらい、それほど綺麗な方でした。甲冑のコスプレしてるけど。
「・・どうした?」
「いや、なんでコスプレしてんの?と、質問していいのかどうか悩んでたんだ」
「コスプレ?コスプレとはなんだ?」
「オーマイガ、私服トシテ使ッテタノーネ!」
「さっきからなんだそのカタコトは?今の日本の流行りか?」
また銀髪天然が訳のわからないことを言っているなか、俺はわざとらしく両手を挙げる。この子、美人のくせに、外国特有の天然が入ってるな。理子といい夾竹桃といいこいつといい、『イ・ウー』って変人の集まりか?
そんなことを考えていることなど全くわかってない銀髪天然は自分の手を胸元に当て一礼してきた。
「挨拶が遅れたな。私はジャンヌ・ダルク。外での呼ばれ方は『魔剣 デュランダル』傍にある私の愛刀の名前だ」
銀髪天然もといジャンヌは手元の大剣を前に出してきた。ジャンヌ・ダルク?昔聞いたことあったような名前なんだが。昔の人物にいなかったか?・・あ、偽名か。
「おう、俺は岡崎修一。外での呼ばれ方は『最低ランクEランク』です。よろしく」
ペコリと一礼して、改めて考えた。ジャンヌは黒幕ではない。理子に人を殺させようとするやつが、俺が悪口を言っただけで心配するはずがない。
おそらく、その逆。ジャンヌと理子はかなり仲良しだ。
疑ってしまったことに少し罪悪感が沸いてしまう。
「で?お前はーー」
「ジャンヌでいい。理子たちからもそう呼ばれている」
「お、おう。じゃあジャンヌ、星伽をどうやって捕まえる予定なのか教えてくれよ。俺はこの通り動けないけど、少しなら力になれるかもしれん」
協力したい。素直にそう思った。まあ星伽の方に感謝の気持ちがないわけではないのだが、まあこいつならひどいことはしないだろうさ・・多分。
「わかった・・まずー」
ジャンヌも頷いてくれて、近くの椅子に座り話してくれた。
「ーー倉庫はもう確保している。あとは星伽をおびき寄せるためのメールアドレスと先ほどの遠山キンジ、神崎・H・アリアの対処を考えるだけだ。星伽とは1対1でやりたいからな」
「・・・へぇ」
『魔剣 デュ
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