第5章 VS???
13 双剣双銃との闘い
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てことで間違いなさそうね」
・・呼び出し?呼び出した覚えはないが、もしかしたらほかのやつと会う約束でもしてたのか?それならバットタイミングもいいとこだ。わざわざこの部屋を選ばんでも!!
『い、いや、俺じゃないが・・』
「嘘をつかないで!・・そうか、あたしが帰るまでにまた何かしてくるかもと思ってたけど、そういうことね」
アリアは俺の言葉も聞かず、何かを納得したように頷いている。・・んん?ちょっと待て、帰るまでにまた?何かするかも?・・おいそれってまさか・・あのこと言ってるんじゃない、よな??・・・ええ?もしかして
武てーー
「あんたが武偵殺しね!!」
(ええーー!?!?違うんですけど!?!?)
そして、前回の最後に巻き戻る。俺は能面の裏で無茶苦茶キョドっていた。脳内がパニックで破裂しそうだ。
確かにこの状況、今までの事件、呼び出されたなら俺もそう思うだろう。しかも目の前には能面スーツ変声男だ。もうそう思うしかないくらいの証拠がそろっているが・・・待て待てアリア。それ、Eランク最弱少年岡崎修一です。アンタの思ってるやつもこの飛行機乗ってるけど、俺じゃないんです!
と、言っても聞いてもらえないし・・しかもだ。
(この状況、もし能面取れて俺だってこいつにばれたら、俺が武偵殺しってことになるよな・・!!)
岡崎修一が武偵殺しだった。そうアリアに思われたら最後、俺の人生は終わるだろう。
Sランク武偵相手に逃げ切れるなんて思ってもいない。しかし、だからと言っていまここで脱いで理子のことを全部言っても、理子は証拠を何一つ残していないので、無理だ。そもそも能面を付ける理由がないし。・・これ、まじでやばいぞ。せめて返せるセリフというと
『・・・そうだ、私が武偵殺しだ』
それだけ。
「ようやく見つけたわよ。アンタのせいでママが捕まった!絶対に許さない!」
アリアの方はやる気全開。もう今すぐにでも俺を捕まえようとしている。・・・うええ、これ予定してたBG戦よりきついぞ。・・・うまく逃げ出せたらいいわけで
(勝とうとは思うな。逃げ出すことを第一に・・!!)
「武偵殺し、逮捕よ!!」
バッと飛びかかっていくるアリア、それに対し俺は、
木刀を構え、思いっきり飛びかかった。
「ッ!?」
確かに逃げるならばまずは距離を取るのが一番だろう。だが相手はアリアだ。超一流の銃の腕だ。それに対し俺は目標にかすりもしないEランク。逆に距離を取ると死ぬ。だからまずは距離を詰めたほうが、こっちの有利にはなるだろう。
アリアはそれに瞬時に対応して銃をしまうと背中から刀を取り出し、俺の木刀を受け止める。
ここまでは読み通り、だったが、
アリアはそ
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