第5章 VS???
13 双剣双銃との闘い
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画や有名そうな能面などが飾られている。それらが部屋の辺を沿うように飾られており、部屋の中央には長方形のガラスに入った巻物などが展示されていた。どうやらそれぞれの文化の貴重品なんかを展示しているようだが、誰か見に来たりするのだろうか。だったら早めに作業しなきゃな。
USBを持ち差し込める場所を探す。展示されている作品の下あたりに合ってもよさそうだが。と様々な場所を探すがそれっぽい場所が見当たらない。どこだ?まさか天井にあったりとかしないよな。んなとこ調べようもないぞ・・。
それからやく15分ほど、すべての場所を探したが、やはりそれっぽい部分は見つからない。まさか理子のミスとかか?それならいまから連絡・・はダメか。連絡とる暇ないって言ってたもんな。
一応もうひと周りしながら、暇つぶしに展示品を見ていくことにした。
「この能面持って帰るだけでいくらするんだろうな・・」
手に持ってはいけないと書かれていたがなんとなく手に取って重さを確認したりして見る。おお、ちゃんと紫の紐もついてるんだな。しっかりした重さがある。は、初めてさわーー
ガチャ
「ーーッ!?」
能面の触り心地を実感していたとき、後ろのドアから誰か入って来た。俺はつい反射でその扉とは対角線上、中央の置物の陰に隠れる。
「・・ここで合ってるわよね」
入って来た人物はそっと入って来て扉を閉める。・・・ってこの声まさか
(ーーあ、アリア!?)
陰からちらっと窺がうと確かにあのピンクツインテだった。な、なんでこんなピンポイントにここに来るんだ!?隠れる場所なんてないんだぞここ!!
内心かなり焦りつつ状況を確認する。俺がここにいる理由は全くなく、あいつとは知り合いだから顔を見られれば一発バレるだろう。だからと言ってここを抜けるにはアリアの後ろの扉を抜けるしかない。・・かといってそっと隠れて抜け出すなんて難しすぎる。・・・くそ、どうする!!
少しづつこちらに近づいてくる音を聞きながら、どうするかを頭をフルスロットルさせて考える。
そして、手元にあった能面に目がいった。
(・・・・・・。)
『こ、こんにちわ』
「!?!?」
アリアが俺と目が合い、驚いて目を見開きつつ、距離を取る。そして二丁拳銃を俺に向けた。
まあ、その反応が一番正しいだろうな。目の前に
能面スーツの変態がいるんだから。
いや状況的にこれしかなかったんだ。顔を見せずにするには・・ちなみに声は変声機を能面の中に入れてるので機械もどきのような変な声になっている。・・まあ変態の出来上がりだ。
アリアは俺の姿を見て驚いた様子だったが、すぐ落ち着いたように話始めた。
「あ、あんたがあたしを呼び出したっ
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