第5章 VS???
13 双剣双銃との闘い
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・お前が貧乏になっても助けてやんねーぞ」
「くふ。その時は男に養ってもらうからいーもーん!」
「このビッチ」
「うるせぇよ、金なしセコ男」
「「ああッ!?ヤンのかコラ!?」」
なぜか睨み合ってしまう俺達、あれ?俺たちって相性最悪なんじゃないか?
「・・はぁ、そんなことより、ちょっと入れろよ。作戦話すから」
「仰せの通りに」
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「この飛行機はあと30分後に出発する。それまでに修一にはあることをしてほしい」
「・・なに?」
「このUSBをある場所に刺してきて。この飛行機強奪ハイジャックの要だ」
「そんなん俺に任せていいのか?要っていうんならお前がやったほうがいいんじゃ?」
「ま、信用してるってことで」
「テキトーだな」
「あとは飛行機が飛び立ってから45分後にアリアとキンジを一階のバーに呼び出す。あとは分かるだろ?」
「お前とあの二人がちゃんと戦えるようにフォローすればいい、だな。・・はぁ、Eランクの任務じゃないってこれ」
「これだけは言っとく。お前はEランクで終わるような奴じゃない。武偵殺しの理子が認めるんだ。もっと自分に自信持てよ」
自分に自信・・ねぇ。そんなんあったらEランク止まりじゃないとおもうけど、まあ、お世辞ってことにしときますかね。
「わーった。今から行って来ればいいんだな」
「うん。結果は報告しなくていーよ。確認するヒマもうないし。あ、それともうアリア来てるみたいだから見つかったらまずいからね。修一がここにいる理由なんて全くないんだし」
「それな。金が余ってーなんて、嘘でも言えんわ」
「くふ。もしこの作戦が終わったらいろいろと理子のこと教えてあげるよ?だからがんばってね!」
「いらん。そんなもんより金くれ。そっちのほうが百倍うれしい」
「・・理子もいい加減ガチギレしてもいいよねしゅーちゃん。女の子の秘密くらい知りたいと思えこのクズ野郎!!」
「うごっ!?・・り、理不尽な・・」
理子はなぜかキレて俺の折れた右腕を思いっきりひっぱたくと、ぷんすかぷんすか言いながら出て行った。いや、なにか言っているのを略しているわけじゃないぞ。本当に「ぷんすか!ぷんすか!」って言いながら出て行ったからな。・・あざといっての。
俺は痛む腕を押さえながらタンスの中にあったスーツに着替える。まあこれからBGとヤる可能性があるわけだし、武偵高の制服じゃダメだ。・・チケットは置いていこうかな。無くしたら怖い。
「うっし。いくか」
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理子に指示されてやって来たのは展覧会の場所のような空間だった。様々な壁
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