第5章 VS???
13 双剣双銃との闘い
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《持ち物 小型銃 弾6
冷却弾 5 (水を凍らせる)
暖か毛布 コンパクト 一つ(持ち運べる毛布)
のびーる君 2号 (ターザンできる)
???(夾竹桃の机から拝借)
木刀(洞爺湖)
変声機(小さいサイコロ状のもの。理子作)
携帯
ティッシュ(もうぐしょぐしょで使い物にならん)
》
「意外とろくなもん持ってないなぁ、俺って」
自分の部屋で持っているものを確認しながらため息をついた。今いるのはアリアの乗る飛行機の一室。飛行機の名前は忘れたが豪華なもんだ。一人一人に一室が用意されておりシャワーやベットまで完備されている。もうここは空飛ぶホテルと呼んでもいいんじゃないだろうか。
飛行機に乗るのも地元の長崎から武偵高校のある東京に来たときくらいなので、チケットが無くさないか心配でならない。これは机の上に置いておこう。そうしよう。
そんな場所に俺がいるのはもちろん任務というかお手伝いのためだが、まだ時間あるし、少しくらい使っても問題無いよねとシャワーを浴びる。
武器やその他の道具は理子が事前に俺の部屋に運んでくれていたようだ。俺は旅行客のように普通にチケットを見せて入ってきただけ、楽でいいね。
「ふふふーん、ふーんふーん?」
でっかい風呂、豪華な部屋に俺はテンションMaxだった。これから手伝う任務を忘れてしまうくらいに楽しかった。もうこの夢が覚めないでほしー
『お客様ー、いらっしゃいますでしょうか?』
トントンとドアを叩く音がする。え、なんだ?誰だ?
そう思って入り口の穴を覗くと金髪のCAが立っていた。なにかしたかな俺?不審に思いつつ適当に服を着て扉を開ける。
「はい?どうしたんですか?」
「いえ、お客様の気持ち悪い鼻歌が耳に入りましたので、吐き気がするから止めろよと伝えに行こうかと」
「・・・よう理子。スゲー変装術だな。」
CAのCAらしからぬセリフに思わず2度パチパチと目を閉じたあと、俺は扉を閉めようとした。が、強い力で開けられてしまう。その顔は理子とは全く違うが、こんなこと言うやつは理子以外いないだろう。
「くふ!修一が豪華なホテルでバカやってないか確認しに来たんだ。というか風呂入ってたのかよ。よゆーだな」
「いや、だって一生ないかもしれないじゃんこんなホテルもどき。やれる時に存分にやっとかないともったいない。あと歯ブラシと髭剃りは持って帰る。これ常識だ」
「貧乏人の考えだよそれ。というかここまでセコイと本気でキモい」
「・
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