第5章 VS???
12 事件の前日まで…
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行く。修一はそのフォローをしてほしい」
「なんだ。前と一緒じゃないか。また同じことするのか?」
「修一は芸術ってのがわかってないね。一回やった事件はもうしないのが武偵殺しだ。今回は、飛行機強奪。アリアが故郷に帰る便を奪う」
「・・すげーな。そんなこともできんのか」
「ま、理子だから。ただ、そこにはもちろんほかの乗客もいるし、あの便は他のセレブもいる。もちろんそのBGもね。それをこっちに来させないようにーー」
「おいおいおいおい。いきなりレベル高い事いうなよ」
え、まじ?次の対戦相手ボディーガードなの?それはあまりにも無茶だろ。BGの中にはもちろん元武偵もいる。ってことは先輩方ってことだ。・・ええ〜無理ゲー。
「別に勝てとは言ってない。理子とアリアの対決を邪魔しないようにしてほしいだけだよ」
「・・・はぁ、そういや断るってことできないのよねぇ」
「うんうん、理解の早いチョロりんはモテるぞ!」
「恋愛要素が皆無だけどな。わーったよ。いつだ実行すんの?」
「4日後。よかったよ修一が目覚ましてくれて。理子、けっこう修一のこと期待してるんだから」
「はあ、人のご機嫌取りもうまいもんだ」
「ほんとだって、だってほんとの予定ではバスジャックだけで修一使うの終わりにする予定だったし。使えるから次も使うんだから!」
なんでだろう。うれしい事言われてるはずなのに、全くうれしくない。それ要は使いやすいから楽ってことだろうが
「・・うおおおおお、俺の平穏、カムバック」
「平穏なんてつまんないって思わなきゃ? んじゃよろしくー!また電話するからね!」
俺ってマジでこいつと付き合い続けてたら死ぬんじゃないかな。・・借金終わったら付き合い方考えることにしよう。
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「・・で?その金髪ギャルの愚痴を言いにわざわざ私のとこまで来たの?」
「いやまじで人使い荒いのよあの子ーほんと失礼しちゃう!」
俺はガラス越しに愚痴をこぼし泣き崩れる。どうやら俺は精神が異常になるとちょっとオカマになるらしい。
あれから二日が経ったいま、俺は面会室にいた。相手は夾竹桃。愚痴をこぼせる相手はコイツしかいなかったのだ。もちろん警察の方が傍で聞いているので友達のお願いで無理な仕事をさせられるというような形でだ。
「はぁ・・もうそれはしょうがないと思いなさいよ。あの子、結構わがままだから」
「もうあいつわがままの個体なんだけど!助けてくれ夾えもん」
「だれが夾えもんよ。・・・私いま捕まってるから助けるもなにもないじゃない」
「・・・・たしかに」
「
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