第4章 VS アリアAA
10 魔宮の蠍の手伝い
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
られて疲れてーー」
「金は払うわ」
「やっちゃる」
「…本当にチョロのね。あなた、ほかの仕事も手伝わない?」
「ま、暇で金がなかったらな」
「そうね、よろしく」
ああ、また余計なこと言っちまったかなぁ…
それにしてもこいつら、俺がEランクのダメダメボーイってこと忘れてない、よな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『あ、ようやくつながりましたね修くん!なにしてたのですか?』
「うん、まあ、俺もよくわかんないな」
夾竹桃には19:00に集合と言われたので俺はいったん寮に帰って来ていた。
アリアの見舞いにも行こうかと考えたが間宮に会うかもしれないからな。これが終わってからにする予定だ。
そして今は音信不通にしてしまっていたリサと通話中だ。暇なときには話してた分懐かしさを感じる。
たしか竹刀とサドルと弾を頼んどいたが
『えっと、サドルと弾は普通の市販のものを送りました。そちらにもう届いてると思いますが』
「ああ、これか」
俺は玄関にあった段ボールを開く。きちんとサドルと弾が入っていた。
「おう、確認したぞ」
『はい。あ、それでですね。竹刀のほうなのですが。ごめんなさい修くん。鉄を切れるほどの強度を持った竹刀は見つけることができませんでした』
「まあ、そりゃそうだろうな。俺も冗談で言ったし別に…ん?」
俺はサドルと弾のほかの米やら服やらを見ながら話していると、変なものをみつけた。…これって
『ですが、「鉄をも切れる木刀」なら見つけましたのでお送りします!使ってみてくださいね!』
「…まじかい」
奥からでてきたのはずっしりと重い木刀だった。いやまじか?鉄切れるって…
しかもこれ木刀の柄の部分になにか書いてある…え?
「洞爺湖って…なんでだよ」
『さあ?リサが頼んだ時にはもう書いてありましたね』
「…??ま、いいか」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ