第3章 VS HERO
9 武偵事件終結+
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けながら、俺の方に和風の傘をさしてくれる夾竹桃。いや、いやいや
「お前も理子と同じ悪の組織の一員なわけ」
「悪の組織?…そうなるのかしらね」
『おお、ラッキーだったねしゅうちゃん!夾竹桃の命令をきちんと聞くんだよー』
「…あいよ」
なんか急すぎて対応できないんだが、まあそれは今に始まったことじゃないし…いいけどさ
「んで?夾竹桃っつったっけ?俺はなにをー」
「ああ、それは歩きながらでいいかしら。ちょっと早く止めに行かないといけないのよね」
「おう。わかった」
「…やけに飲み込みが早いのね」
「あの金髪ギャルのせいでな。あいつは予定にないことをすぐに要求しやがるから慣れた」
「そう。私もそっちの方が楽だからいいけど。あの子と接触するわ。行くわよ」
「あーい」
こうして俺と夾竹桃はオレンジ色の髪をしたアリアにいまにも走り出そうとしている女子武偵に近づいていった。
ああ…どーなんの、俺。
【第3章 「VS HERO」 終】
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