第4話
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よっ!ノーザン――――イクシード!!」
「荒ぶる炎の渦よ―――鬼炎斬!!」
サラが止めの一撃である全力の斬撃を放つ為に自分目がけて突撃してくるとレーヴェは闘気によって発生した膨大な炎を纏わせた魔剣を震わせて炎の斬撃波を放った!
「な――――クッ……!?」
「あうっ!?」
「うわあっ!?」
「ぐあっ!?」
「キャッ!?」
レーヴェが放ったSクラフト―――鬼炎斬による炎の斬撃波によってレーヴェ目がけて突撃したサラは吹き飛ばされ、斬撃波はエリオット達にも襲い掛かり、エリオット達に大ダメージを与えた!
「つ、強すぎるよ……」
「クッ……”剣帝”の強さは情報局を通して理解していたつもりでしたが、どうやら”情報局”の推定脅威度を大きく上回っているようですね……!」
「ったく、よくエステル達は”剣帝”を2度も退けられたわね……!」
「戦闘能力不明……!しかも”剣帝”はまだ”本気”を出していない……!」
「う、嘘だろう!?たった一人で5人相手に……しかも教官とクレア大尉までいるのに本気を出していない状態で互角以上に戦うなんて、化物か!?」
レーヴェの圧倒的な強さに勝ち目が見いだせないエリオットは不安そうな表情をし、クレア大尉とサラは唇を噛みしめて厳しい表情をし、フィーの話を聞いたマキアスは表情を引き攣らせて声を上げた。
「”紫電”達がいるとはいえ、まさか学生が俺相手にここまで粘るとは………あの放蕩皇子が”悪あがき”にエレボニアに”新たな風”を巻き起こす為に選ばれた実力は兼ね備えているという事か、トールズ士官学院”特科クラスZ組”。」
「ええっ!?ど、どうして僕達の事を……!」
「しかも何で”Z組”の設立の理由やオリヴァルト殿下がZ組設立に関わっている事とかも知っているんだ!?」
「大方メンフィルの諜報部隊みたいな所が”敵国”に所属しているわたし達の事も調べたんだと思うよ。」
レーヴェは予想以上に粘るエリオット達に感心するかのように口元に笑みを浮かべ、レーヴェが自分達の事を知っている事に驚いているエリオットとマキアスにフィーはレーヴェを警戒しながら自分の推測を答えた。するとその時魔剣を構えて闘気を溜め込み始めたレーヴェだったが何かに気づくと、溜め込み始めた闘気を霧散させ、そして魔剣を鞘に収めてエリオット達に背を向けた。
「へ………」
「………何の真似よ?」
レーヴェの予想外の行動にエリオットは呆け、サラはレーヴェを警戒しながら問いかけた。
「―――”時間切れ”だ。お前達と戯れる時間はここまでと言う事だ。」
「そ、それってどういう事だ!?」
「!皆さん、メンフィル軍が……!」
レーヴェの口か
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