第13話(改2.7)<食堂で挨拶>
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提督だ」
私は軽く、その場にいる艦娘たちを見渡してから挨拶を始める。
「えーっと。ここ美保鎮守府に新しく指揮官として着任しました。みほ……名前は、この鎮守府と同じ『美保』です」
各所から「ホウ」という反応。少し緊張する。私は続けた。
「海から攻めてくる敵からこの国土、故郷を守るため皆さんと一緒に粉骨砕身、最善を尽くす所存です」
「硬ぁ」
……という声。島風だ。それと共にクスクス笑いがチラホラ。
私は無視して続けた。
「堅苦しいことは苦手だ。各自、自分の持ち場で最善を尽くして欲しい……以上」
パチパチと若干、気の抜けた拍手が、わき上がった。
今まで経験したから分かる。艦娘たちの反応は、この程度だ。
(相変わらずだな)
それに艦娘だけの鎮守府となると更に普通の鎮守府とは雰囲気が違う。
(まぁ『郷に入っては郷に従え』だ)
私は腹を決めた。
それにしても飛び出していった黒髪の艦娘が気になる。
(誰だっけ?)
以下魔除け
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