陽だまりのダークナイト
グリゴリの研究施設
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てるが、全ての能力は使えないが何れ使えるようになるさ。
アーシアも参加してきたが、教会暮らしの二人もその通りと肯定。俺は初耳だが、教会でも魔法使用について未だに是非が分かれてる。一般的な魔法は悪魔の魔力が大元となってるから、信仰心の厚い上層部にとって面白くない代物。
「確か他の神話体系にある魔法もシャルロットの範疇から逸するとかで賛否両論だったけ?」
「そうですね。宗教の思想は難しいですが、その辺りを割り切って魔法使用した者も居たらしいです」
とここで俺のノーパソからメールが入るとスマホから鳴ったので、閉じたノーパソを再び開くと宛名は月中基地本部から。内容は黒の駒を更新結果、俺の眷属及びハイブリッドの者達を他外史へ行ける事が出来るようなった。
この前ヴァーリが言ったように、出来ない事を出来る事をすると公言してた。その方が楽だし他外史行ってたとしてもだ、他からのヘルプがあればコイツらを使って行けば良い事に。ノーパソでの返信、内容はお疲れさんと打ってからそれ以外の者達についても行けるよう現在イアン達が開発中。
新たな駒開発をしてる事もだが、正史と外史の中間辺りからヘルプが来る事もな。その時には我らソレスタルビーイング全体が行けばいい事だ。ノーパソを閉じてホッとしてるとソーナが聞いてきた。
「先程はため息でしたが、今度は良い事でもありましたか?」
「まあな。黒の駒及びハイブリッドの者達は、何時でも外史から外史に行き来出来るよう駒更新したんだと」
「やっとか!これで俺達は一真の命によって行ける事となった訳ね。この外史ではなく別外史へ行ける事は、前々から気になってたよ」
「ヴァーリが言った言葉を思い出してたが、俺に出来てヴァーリ達に出来ない事を出来るようにした。本来の使命はドウターを倒したり破滅外史から保護するのが、我々次元パトロール隊の役目だ。戦闘狂ヴァーリには歓喜かもしれんが、使命を忘れんように行動すればいいさ」
ここに居る全員が嬉しがっていたが、一つ言い忘れてたのを思い出したかのように言った。夢幻と無限を象徴するドラゴンであるアグニとオーフィスが、今居る外史から離れると消滅してしまう事を。これからの議題として、二人に龍神を連れて行けるようイアン達やクリス達と話し合う事になる。それについては後々考えるとして、この前までこっそり魔法を使ってる教会の戦士が居たそうだな。
「この話題も良いが、ゼノヴィアとイリナに聞きたい。魔法を突破するには何が必要だと思う?」
「何だかんだ言っても魔法を弾けるだけのパワーは必要だと思う」
「力をセーブした状態だと前衛ならそれがアリかもしれない。後衛のフォローだとすると、アンチマジックに関して展開すればいいのかしら」
「魔法に対する心構えですか?宜し
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