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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-A航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Sycorax 2〜
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スより救出対象のセッテ、オットー、ディードの出撃を確認。これよりわたしと第零技術部のトーレが交戦に入ります」

同じく全体通信を入れて報告する。それで「機動六課、ライトニング分隊のシグナムだ。これよりアンドレアルフス内に突入する」シグナムも、変に意見を出さずにわたしの考えに乗ってくれた。遅れてルシルから、フォルセティとの交戦に入るって内容の通信が入った。

「エリオ、キャロ、それにすずか。我々はこのまま突入するぞ」

「「了解です!」」「はいっ」

「トーレ、援護!」

「ああ!」

こっちに向かって飛んで来るセッテ達の迎撃を、わたしとトーレが担当。スキルを解除したうえで「光牙!」刀身に魔力を付加させる。

「IS発動! ライドインパルス!」

トーレは手首付近と太腿と足首からエネルギーの翼であり刃であるインパルスブレードを8枚展開。

「セッテは私が対処する。イリスは・・・」

「オットーとディードね。地上本部での借りはここで返させてもらおうっかな!」

相手は決まった。トーレは「では行くぞ!」そう言って、その姿を掻き消した。トーレのスキルは超高速移動で、瞬間的な速度じゃフェイトと同じかちょい上くらい。そんなトーレはブーメランのような大剣を構えるセッテに突撃した。

――ISレイストーム――

んで、オットーは無数の光線を放って来た。いくつかがエリオとキャロの乗るフリードリヒに向かって行ったから「烈閃刃!」“キルシュブリューテ”を振り降ろして、剣状砲撃を放った。フリードリヒと光線の合間を貫く砲撃が、光線を全て蹴散らしてやった。

「エリオ、キャロ、そのまま往って!」

「「はいっ!」」

――ISツインブレイズ――

“キルシュブリューテ”を振り降ろした体勢なわたしの背後に、赤いエネルギーの刀身を持つ双剣使いの少女・ディードが回り込んで来た。この子も機動力が良い感じなんだよね。わたしは背中に展開してる紅翼をピンと張った状態で、「甘い!」真後ろに立てる。

「ぐっ!?」

ディードを紅翼の表側でバシッと挟み込んで捕まえて、背後からの奇襲を阻止。そのままその場で前転して、「飛んでけぇ〜い!」ディードをオットーへと向けて放り投げてやった。

「ん。すずか達はちゃんと滑走路に突入できたね」

無事に滑走路に降り立ったフリードリヒの後姿を確認して、これで戦闘に集中できるって安堵。トーレもセッテと激しく衝突し合ってるし、わたしも自分の仕事をきっちりと果たさないとね。

「・・・って、おーい! まだ出て来るわけ!」

滑走路に空間の歪みが発生したかと思えば、また戦闘機っぽいのが出現した。大きなミサイルにカナード翼と後退翼、主翼の真後ろに垂直尾翼2枚を付けた感じ。機体にはは有人機と
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