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機動戦士ガンダム・インフィニットG
第八話「ガンダムという名のリベリオン」
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ダム5機によってモスクワのIS軍事基地は壊滅となった。

太平洋にて……

大海原の海域をゆく米海軍の空母艦隊は、こちらへ接近する謎の「海賊船」を補足した。
クロスボーンバンガードと名乗るMSを用いた海賊たちである。
その海賊はこちらの警告を無視してMS三機、それも額にドクロを描いだ三体のガンダムが現れた。
クロスボーンバンガードが誇るガンダムタイプのMS,クロスボーンガンダムX1、X2、そしてX3の三体である。
彼らに対するは米空母より発艦した数十機のISの編隊だ。

「例の海賊ガンダム……」
IS側の編隊長を務めるのは、近々イスラエルとの共同開発を続けているISの試験パイロットを控えたエース、ナターシャ・ファイルス大尉だ。
「大尉! 今こそ汚名挽回を果たしましょう!?」
周囲の部下からはそう意気だっていた。何せ、これまでISを中心として米海軍は幾度となくクロスボーンバンガードに襲われ、苦汁をなめさせられてきたのだ。
「そうです! MSを駆る生意気な男共にISの鉄槌を下してやりましょう!」
「少尉の言う通りです! 男という分際で……!!」
感情的になるところで、ナターシャは周囲を飛ぶ彼女らを制止させた。
「こら? 私たちは女である以前に軍人よ? ISを扱っているからって、女尊男卑なんてもの掲げるのは、単なる『エゴ』だわ?」
ナターシャは、軍では有名の男女平等を掲げる中立派であった。そのことでは彼女のことで好き嫌いが分かれる女性陣も少なくはない。
「ケッ! これだからリベラルな奴は……」
「中尉!」
中尉の女は、そんなナターシャを目に呆れた顔を浮かべ、上官だということも気にせずに毒舌をはいたのだ。
「男どもなんて、所詮は股間に刺激を求めるだけしか頭にない低能な生きモンしょ? そんな糞以下の下品な奴らが、MSとかいうふざけたガラクタになって逆らってくるから……」
「中尉、時期に戦闘区域に入る。私語は慎め!」
ナターシャの声に、中尉は舌打ちをして黙った。
そのとき、彼女らの前方を数発のビームが襲った。狙いは正確に近く、ギリギリかすめるぐらいの射撃制度だ。
「各機、フォーメーションCに移行! 体制を崩すな!?」
ナターシャは、即時に各機へ指示を送り、それに応じて各機は編隊を組みなおした。
しかし……
「フフッ……態勢を変えただけでは戦局など変わりはせん」
その存在は、ISらの真上から急降下して襲い掛かった。音速の速さでISの編隊の頭上から襲い掛かる一機の黒いシルエットが見えた。クロスボーンバンガードが放ったガンダムの一機である。その名もクロスボーンガンダムX2だ。全身黒く塗装されたその機体からは凶暴な印象を奮い立たせる。
「くそっ! レーダーに反応が出ない!? さっきまで、映ってたのに……」
「ミノ
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