暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:35 タイガとリューズ
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
したのは………」
タイガの問いかけに明神は首を振った
「私ではない、だが………君が持つべくしてそのユニットが君の手に渡った………それは間違いないだろう」
「明神氏の新たな肉体を用意していたのはカンパニーの科学者だった若水ソウスケという男だ、彼の技術力は優れたものがある………そんな彼でさえ、明神氏の肉体を完成させるのにいくつもの試行錯誤を繰り返した」
江西の言葉でタイガとメグミもようやく納得がいったようだった
「この場所も明神氏と関係の深い場所だ、我々の計画の前身となった研究が行われていた場所だからな」
「本城タイガ君、おそらく君は明神氏の知識と記憶を移し替えるための器、その過程で生まれた存在だ」
東雲の言葉に戦慄するタイガ
だが、彼の言うことが本当だとすればすべて納得がいく
バインドタイム・ドラゴンを使うときに起こっていた頭痛
あれがかつての記憶のフラッシュバックだとしたら
タイガに流れ込んでいたのが明神リューズの記憶だとしたら
「すべての答えは、クロノファングが知っている」
ヒロキのその言葉にアムがため息を零す
「何かあったら責任取りなさいよ、タイガ君、クロノファングのカードを」
アムに言われるまま不思議そうに思いながらもクロノファングのカードを取り出すタイガ
「私の仮説が正しければ、彼の力を使えば負荷はほとんどかからないはずだ」
「本当でしょうね………まったく、最初からそのつもりで私を呼んだわね………」
リューズを疑いのまなざしで見ながらクロノファングを持ったタイガの手を握るアム
彼女が目を閉じて祈るように力を込めるとタイガとアムの体が虹色の光を放っていた
「えっ!?お袋………」
「いったい何を………」
「十二支刻獣寅の刻、クロノファング・タイガー、ライド」
アムの言葉と共に彼らの前にクロノファング・タイガーが姿を現した
NEO-GIRSの中でもないのにユニットが現れたことでメグミとハジメは驚き、タイガに至ってはその場で目を見開いていた
「だめ、長くはもたない」
「では私が代わりに聞こう、クロノファング・タイガー、あなたがタイガ君を一つの命として目覚めさせたのですね」
リューズが現れたクロノファングに声をかけるのを見て困惑したメグミとハジメだったが
「いかにも」
「「うわっ!?」」
クロノファングが突然しゃべるので声を上げてその場に転んでしまった
「ほ、本物………?」
「え………だって………」
「惑星クレイは実在するわ、かつてカンパニーが十二支刻獣の力で開こうとしていたのはその世界への扉、ストライドゲート、そのために必要だったのが十二支刻獣の召喚、私はそのための素質を持つ存在、ピースメイカーとして選ばれていたの」
大量の汗をかきながらハジメたちに説明するアム
「本来なら我らの召喚はその
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ