第二章 Lost Heros
銀白VS破壊者
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間に障害物はなくなった。
クウガが後ろから走ってくるが、間に合うまい。
「もらったぁ!!!」
「ふっ」
拳を握り、一撃粉砕の剛拳をディエンドに突き出していく蒔風。
と、それに対してディエンドはカードを装填。引き金を引いて発動させる。
《ATTACK RIDE》
「インビジブルか!!」
「残念、違うよ」
《SLASH!!》
ザシッ!!!
蒔風とディエンドが交差し、蒔風の胸に袈裟切りに血が噴き出す。
胸を押さえ、うずくまりながら振り向くと、ディエンドライバーの銃口からは青いエネルギーが刃のように出ていて、銃剣として存在していた。
その刃はすぐに消えたが、蒔風はそのカードの存在に驚愕していた。
「ディエンドが・・・・「スラッシュ」のアタックライド!?」
「カードは常に進化していく。僕もこの間大きなお宝を手に入れてね。そのおかげでいろいろと用途が増えたのさ」
「チッ・・・・!?」
《FINAL ATTACK RIDE―――DE DE DE DECADE!!》
と、その蒔風に向かってホログラム上にカードが伸びてきて、それを赤い光弾が通過して襲い掛かって来た。
それを地面を転がって避ける蒔風だが、爆風に身をあおられて吹き飛ばされてしまう。
「がっ・・・あ・・・・・」
「大丈夫か?海東」
「ああ、ヒヤッとしたけどね。もう彼とは真正面に戦いたくないよ」
全身を襲う衝撃に苦しげな声を出す蒔風。
ディエンドとディケイドがその蒔風を見て警戒しながらも最後にしようとし、クウガがキバーラを担いで集まって来た。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・」
「終わりだ。蒔風。時期に増援も来る」
「まだだ・・・・・まだ終わらんッ!!!!」
そう叫んで、蒔風が四人に突っ込む。
その蒔風にディケイドが銃撃を、ディエンドがライダーを召喚して防ぐが、全く止まらない。
銃弾をすべて弾き、サソード、タイガ、ラルク、そしてライオトルーパー五体を斬り消し、蒔風がついに到達する。
キバーラを担ぐクウガに向かって圧水を放出、彼らを吹き飛ばしたうえで、ディケイドに向かって手刀を振り下ろす。
その背後からディエンドが引き離そうとパンチを繰り出してきたが、蒔風は一回転してディエンドの顎を蹴りで捉えて吹き飛ばし、そのままディケイドにもう一度、今度は左の手刀で、首を相手の左から狙う。
それをガンモードのままのライドブッカーで受け止めるディケイドだが、その威力にライドブッカーにヒビが入った。
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