第1章 大筒木リュウグウ降臨
第2話 星黎殿
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。」
星黎殿内部
「ん?この気配はいったい」
三柱臣が一人逆理の裁者ペルペオルは星黎殿外部にとてつもなく大きな存在の力を感じ取っていた。それは他の三柱臣も同様に
「フェコルー、至急教授に繋いでおくれ」
「はい、かしこまりました」
ペルペオルとフェコルーの目の前に巨大なモニターが現れる。その先には教授と呼ばれる人物、紅世の王である探耽求究ダンタリオンとその燐子であるドミノが映っていた。
「ドォォォォォミノォォォォー、早くその実験データをインストールしてくださぁぁぁい。この私の次なぁぁぁぁる実験でぇぇぇぇ」
「きょ、教授」
「手をとめるなドォォォォォミノォォォォ、」
「ですから教授、ペルペオル様が・・・」
ペルペオルとフェコルーはいつも見慣れているためとくに何も感じてはいないがいまはそれどころではないためすこし強めに発言する。
「教授、忙しいのは知っているが今は先に調べてほしいことがあるんだけど」
やっと探耽求究はモニターの存在に気付く。その顔は反省しているようには全然見えないが
「おぉー、これはこれはペルペオルではないですかー、今は相当忙しいのはあなたなら分かってくれるでしょう」
探耽求究は手を止めずにペルペオルと会話する。ペルペオルの表情は変わらずいつも通りである
「今この星黎殿の外に徒ではない何者かがいるんだけど調べてくれないかい?」
「そぉぉぉぉんなことぉぉはもう調査終了済みなぁぁぁんですよぉぉぉ、ドォォォォォミノォォォォ、あれを」
「はいであります教授」
するとモニターに星黎殿の外にいる存在の姿と内包している存在の力の量など詳しいデータが映っていた。探耽求究の恐ろしいことはその膨大な知識に加え、いろんな技術を確立するその才能ともいえるものである。たとえ未知の存在であってもデータはとれるのだ。探耽求究によるとこの存在は今敵意はなくこちらから接触するのを待っているという。内包している存在の力はそこが知れないが味方にできればかなり大命にも近づける。そのことからもペルペオルは話を聞くことを決めた。
「教授、秘匿の聖室の一部解除を」
「ドォォォォォミノォォォォ」
「秘匿の聖室スイッチオーフ」
その瞬間リュウグウの目の前の一部分だけ穴が空き、道が出現した。
星黎殿外部
リュウグウは道ができたことで重たい腰をあげてゆっくりと浮きながら移動する。
「ようやくか、空かなかったら無理矢理あけるとこだった」
リュウグウは星黎殿内部に入り、ペルペオルのいる部屋に到着する。
「初めまして。逆理の裁者ペルペオル、嵐蹄フェコルー」
ペルペオル達の前に現れた存在は髪が白く長く長身で、男にも女にも見える。目は紫
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