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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十七話 すれ違い
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ターと二人っきりでテーブルを囲んでいるんだが…
「で、この有様だよ」
ため息が出ちまうよ。
一応、ティアナの名前は出さないで、こっちの意見を全く聞いてくれない友人に、自分の意志を伝えるにはどうしたらいいかって相談したんだけどね。
こんな事なら、喧嘩になってもティアナと直接話し合うべきだった。
後悔先に立たず。まさかシスターがここまでポンコツとは思わなかった。
「まあ、冗談はさておき、根気強く訴えるしかないでしょう。アスカがご友人の為に行動しているなら、必ずそれは通じます」
コホンと咳払いしてシスターが真面目に答えるけど…本当に冗談か?
「だと良いんですけどねぇ」
結局、大した事も得られなかったオレは、ため息をついて昼飯を平らげた。
outside
シャッハとの地獄にようなマンツーマンの訓練は、トップリと日が落ちるまで続いた。
フラフラの状態で訓練終了をなのはに報告し、待機場へ向かうアスカ。
「ティアナ、まだいるよな?」
とにかくティアナと話し合わないといけない。
そう思い、アスカは疲れ切った身体を引きずって待機場の扉を開く。
「あ、アスカさん。お疲れさまです」
中には、二人で訓練日誌を書いているエリオとキャロ。
そして、ソファーでグッタリとしているスバルとティアナがいた。
フリードはまだ余裕があるのか、パタパタとキャロの周りを飛んでいる。
「お疲れさん。今日もキツかったな」
エリオとキャロに声をかけるアスカ。
「アスカさん、大丈夫ですか?シャッハさんと模擬戦してたみたいですけど」
キャロが、泥だらけのアスカを気遣う。
「そのうち、お前達もシスターと模擬戦やるようになるぞ〜」
ふっふっふっ、と不気味に笑うアスカ。
「「あ、あはは…」」
あながち冗談とは思わなかったのか、エリオとキャロは引きつった笑いをした。
日誌を書き終え、エリオとキャロが立ち上がった時だった。
「エリオ、キャロ。先に行っててくれないか。オレはティアナとスバルに話がある」
ピクッとティアナが反応する。
「え…でも…」
エリオが戸惑う。
「大丈夫、ちょっと話をするだけだから」
エリオとキャロの頭に手を置き、な?と笑う。
「はい、分かりました。キャロ、行こう」「う、うん」
エリオがキャロの手をとって、待機場から出て行く。
「さて、と」
二人の足音が聞こえなくなるまで待ったアスカは、ティアナとスバルを見る。
「……何よ、話って」
昨日の事もあり、ティアナは警戒しているようだ。
「そうだな…まず、謝っておく」
そう言って、アスカは頭を下げ
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