-シレーナの封じた過去編-2
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廊下を歩いていると
「ねぇーねぇーちょっとー」
「えっ?ランファ?」
今シレーナが寝ている、彼女の部屋から顔を覗き出したランファが、こっちこっちと手招きしている。
よくわからないが呼ばれたので取り敢えず行く。ルシアが部屋に入るとランファは他に誰もいないかを確認した後、ゆっくりドアを閉めて鍵もかけた。
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