-シレーナの封じた過去編-2
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? あれ〜?」
「ねぇ…ランファ…」
「ちょっと待って…あっ!あったー」
「それは…?」
ご機嫌に取り出したのは綺麗な薄水色のただの石ころだった。大丈夫かなこの子と思いながらルシアはランファを見つめる。
「パラパラッパラ〜〜〜 精霊石〜〜〜」
「……せいれいせき?」
何故か何処かの猫型ロボットのような声で精霊石を取り出した。
心配そうな顔で自分を見るルシアにランファは、これまた何故か偉そうな態度で
「まぁあれだ。習うより慣れろって奴だっ。行ってらぁ〜〜」
「へっ?わっわわわぁ〜〜〜」
急に精霊石をルシアの方へ向けたかと思うと、突如 精霊石が光だしてルシアは光に包まれ精霊石の中に体が吸い込まれて行ったのだ。
精霊石に吸い込まれていったルシアを見送った後、ランファは精霊石をシレーナの胸元へ持っていき
「まぁ、後はパピコが上手いぐわいにやってくれるよね? シレーナさん、後もう少しだけの我慢ですよ」
と言うと精霊石をシレーナの心臓めがけて差し込んだ。精霊石は溶けるようにシレーナの中へと入っていった…。
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