陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
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「おやおやデート中でありましたか?それも三人も」
「ただの買い物デートに過ぎんよ。報告ご苦労、千葉祐樹刑事と佐々木翔子刑事。それより例の二人組は?」
「はい。既に他の刑事達が中に入っております。あの二人が十八禁ソフトを買った瞬間、すぐに補導する事になりますが裏の裏を知っているとは呆れる程ですなぁ」
補導後すぐに駒王町にある警察署まで行き、そのまま学園側が引き取る事になっている。エロゲは表にもあるが、どうやら既に出禁となっているからここに来た訳ね。桐生情報としてだが、情報代として女子達に好きなもんを買ってあげてる。アイツらがよく買う場所を潰したのも桐生のお陰だし、アイツもアイツでスケベ知識が豊富と言っていいかも。
「一応覆面パトカーで来て正解だった気がする」
「私も同感ですが、他のお客様には迷惑でしょうし」
「貴女達も兵藤さんの友達なの?こういう所には行ってはいないでしょうね?」
「問題ないですよ。私達も興味はありますが、一線を越える程ではありません」
とか言ってたが、アーシアのような清純と金髪が店を訪れると客達が恥ずかしくなる。あのような容姿に魅せられて邪な気持ちが耐えられなくなるだろうし、もしアーシア単独で入店させると出て行ってしまうのがオチだ。警察として女子がここに居る時点で可笑しいけど、俺の連れだから問題無し。数分後、雑居ビルから捕縛されたであろう二人組が出て来たのでハリセンを持ってコイツらの前に出た。
「ようお前ら、こんなとこに来て何を購入したんだ?」
「イッセー!何故お前がこんなとこに居るんだよ!?」
「それに警察と一緒に居るって事は、グルだと言うのかイッセー!?」
「当たり前だ。警察と一緒にマークさせてるし、例えこんなとこまで買いに来たとしても結局は補導されるのがオチなのだよ。この大バカ者めがっ!」
ハリセン二発叩いた後、覆面パトカーに乗せられたアホ二人組。買ったブツは予想通り『小悪魔お姉様との性生活3』と言う事、三人と離れて押収品を見ると如何にもマニアックなエロゲだな。刑事に渡して俺らは電車で帰るが、コイツらを絞った後に生徒指導室送りだ。見送った俺は敬礼し、そのままアキバ駅まで行って帰りの電車内で寝ていたアーシア。
「今日は楽しかったな」
「アーシアさんは相当疲れたそうね。初めての場所ばっかりだったのだから、ゼノヴィアの肩に乗っているね」
「私としてはまた買い物デートをしたい。次は洋服関連にだが、こんな風に生きて来なかったが今後の為だと思えばいい」
才能を買われて幼い頃から主であるシャルロットの為教会の為、体を鍛えてきて普通の女子としての生活を捨ててまで。今回は色々な経緯の結果、普通の女子高生として生活している。初めて行く場所なら俺が居ないと
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