陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
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イヤホンが断線して聞こえないようで、桐生からの頼みだと言っていたがアイツはエロの知識を持った女子。俺には関係ないがエロバカ二人組にとって犬猿の仲と言ってもいい。そろそろ帰ろうかと言おうとしたら、スマホが鳴ったので出る事にした。
「こちら兵藤だが何用だ?」
『兵藤大佐。マークしてた人物が、とある雑居ビル内に居るとの報告です。駒王学園のアイツらです』
「アイツらか。アイツらのルートは全て潰したはずだが・・・・そうか、こんな所まで来ては買っているのか」
『そのようです。今生活安全部の者達が動いているようなのですが、どうしましょうか?』
「とりあえず俺達も行ってみるわ。居たら即補導な。未成年のガキが見るもんじゃないが、逮捕は出来ないだろう」
『では生活安全部の者にも伝えておきますので、兵藤大佐は行ってみて下さい』
時間的にそろそろ帰ろうとしたが、ゼノヴィア達には野暮用だと言って俺はスマホ操作して地図を見ながら付いて来る。イリナと念話によって理解したらしいが、二人は何しに行くのか分かっていなさそうだな。大通りから外れ、裏道を歩き何度も曲がるが元の場所から帰れるようにな。二人だけ不安になってるから、イリナから言っといた。
「一誠は買い物終了と言ったが、何やら野暮用だと言って無言になったが何かあったのだろうか?」
「一誠君は無言で地図アプリ見てるから代わりに説明するとね、野暮用と言うより松田と元浜の二人組が来てるんだって」
「あー何時も教室に十八禁のを持ってきては、一誠が執行人として没収後に先生と共に〆ているんだったか」
「松田さんも元浜さんもそれが無ければ良いお友達なのですが、一誠さんにとって頭痛の元だとか言ってましたし」
俺は無言のままだがアイツらは平然と持ってきては、俺が没収して生徒指導室に行かされるが最近どこも潰したはず。なのにまだ何処かしらのルートがあったとは、マークして正解だったぜ。俺達はエロバカ二人組が補導されるのを見学しに行くし、今後摘まねばならん自体としてソーナに伝えなければならん。十八禁を売っている場所だと、大抵の場合は服装や顔立ちで分かる。
「言っとくが今回行く場所は雑居ビルであり、裏の裏にある店らしい」
「と言う事は店側も黙秘と言う事?」
「まあな。店側と客側に罪は無いが、今後の対策としては出禁ぐらいだろう」
二人組は色々とマークしていて、駒王町周辺で散々あらゆるルートを潰した。が、何故か持ってくるのに不思議でしょうがない俺ら。これは可笑しいと思いマークしといた訳だし、レーダーに反応があったのでは俺が行くしかあるまい。到着すると如何にも十八禁を売ってますよ、と言う場所でありビル前に行くと刑事二人が居た。
「これはこれは兵藤さん。お疲れ様です」
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