陽だまりのダークナイト
教会トリオと買い物
[1/14]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
朱乃の過去話を聞いてた俺以外の者は泣いていた。俺のみ泣かずに聞いてたし、当事者だから思い出しながらあったなーぐらい。当時織斑社長として活躍してた事について、表で活躍してたけど裏では兵藤一誠として動いてた時期でもある。
「ま、朱乃に関して俺も関わっていたから思い出すよ。あの時は懐かしくてしょうがない」
「一真さんのお陰で今の私があるのです。それに黒歌を回収したのも一真さん本人だと知って納得しましたが、影から見守って頂きありがとうございました」
「と言うか一真よ。確かこの外史に来た時から兵藤一誠として活動してたと聞いていたが?」
「あー結局そちらが気になるのか・・・・人間界では織斑一真として活動してたが、生憎その時まで覚えていなくてな」
俺らの事や蒼い翼に関して聞かれるけど、記憶共有者の塊としてあったから自動的に存在してたとしか言えん。だが社名に関して初期は青い翼にしてたが、社員達のアンケートにより変更となったのだけは覚えている。すると涙を拭きながらレイヴェルが聞く。
「アグリッパ様はその後確か」
「ええ、魔王領に招集されてサーゼクス様が組織された魔力研究機関の副機関長として列席されてますわ。転生悪魔の中でも異例の抜擢ですわね」
「アイツも昇進したって事か。友人としては今更だが嬉しい事だ」
その言葉に頷きながらアグリッパの活躍を聞いていた。アイツも偉くなったが、黒歌も白音も泣いていた事により感動話だった事に今気付く俺。
「何だ一真の所は空いてるではないか。丁度良い。はぁはぁ」
「んー?ゼノヴィアか、水泳勝負はどうなったのだ」
息を上げながら登場したのは、競泳水着姿のゼノヴィアとイリナ。水泳勝負を終えたようだけど、勝敗に関して聞いてなかったので俺はイリナに聞く。するとイリナの圧勝だったらしく、勝負には負けたが褒美としてどちらが俺の膝上に座るか賭けていたらしい。
「一真、失礼するぞ」
「何をしてるんだお前は」
「イリナと勝負で賭けたんだが、負けてしまっても一真の膝上に座っても良いと」
「だからと言って俺を対象にした賭けをするんじゃねえよ。そんなの無効に決まってんだろ」
座りかけたゼノヴィア、念力で止めてハリセンで叩いても再度座ろうとするんで却下。俺を景品扱いするなどいい度胸してるな?と何やら膝上に乗って来る者が居たので、膝上に向けるとオーフィスが乗っていたが俺は何もしないでいた。
「なぜ私はダメでオーフィスはアリなのだ!」
「勝っても負けても私達じゃ座れない事は重々承知してたわ。それに私は手加減してたんだし、本気出したらすぐに終わっちゃうレースだったもん」
「イリナの言う通りだ。転生同士なら勝負の行方は分からなかったが、イリナはハイブリッドとして我
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ