第七話「龍、天下る」
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らともなく現れたその短剣に、ISはふと上空へ視界を向け出した。
そのISと同様に僕らも頭上を見上げる。なぜなら、レーダーから謎の機影が一機、こちらへ近づいてくるではないか……
機影は肉眼で確認できた。それは、一体のMSであり、白と青で彩られた鮮やかなボディーと、その背から突き出たコーン状の部位からは光の粒子を散らしながらこちらへ飛来してくるのだ。
「ま、マット先生! あれを……」
誘導中、ノエルはその存在に気づいて、咄嗟にマットの肩を揺さぶった。マットもその存在を目に見開いた。
「あ、あれは……!?」
マットは首にかけていた双眼鏡を持ち、遠方に見える謎の機体を窺った。僅かに見づらくも、その謎の機体の姿は確かなガンダムタイプのMSであった。そして、その機体の白い頭部に刻まれた文字を見つけ、読み上げたマットはある一言を発した……
「ガ……ガンダム!」
「これよりこの戦域を、武力をもって介入する……」
上空より飛来したその機体は、まぎれもなく「ガンダム」であった……
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