第一部〜メンフィル・エレボニア戦争〜 外伝〜メンフィル・エレボニア戦争開戦〜
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ね……全部潰してあげる!」
「アハハハッ!メンフィルを敵に回した事、後悔しながらあの世へ逝きなさい!」
「う、うああああああ―――ガハッ!?」
「グギャアアアアアア――――ッ!?」
「ガアアアアア――――ッ!?」
その隙を見逃さないかのようにレンは飛竜と共に領邦軍へと突撃して大鎌を振るい、エヴリーヌは上空から人間業とは思えない凄まじい早さかつ正確な狙いで矢を撃ち続け、セオビットは飛び回りながら魔剣を振るってそれぞれ僅かな時間で数十人の兵士達を葬った!
「何なんだ……何なんだ奴等は!?ガッ!?―――――え?」
その様子を見ていた領邦軍の司令は信じられない表情で身体を震わせながら声を上げたが突然胸が熱くなり、それに気づいた司令は自分の胸を見ると何とエヴリーヌが放った矢が司令の胸を貫いていた為、司令の胸はぽっかりと空洞が開いていた!
「がふっ!?な、何故……こんな……事に…………」
そして司令は口から大量の血を吐いて絶命して地面に倒れた!
「し、司令――――ッ!」
「う、うわああああああぁぁぁっ!?」
司令官の死を見た領邦軍は恐怖し
「くふっ♪敵将討ち取ったり〜♪」
エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべた。
「むう、今回はエヴリーヌお姉様に先を越されちゃったわね。」
「ふふっ、そんな事をしている暇を作っていいのかしら?その首、もらったわ!」
「ギャアッ!?…………」
一方エヴリーヌに先を越された事にレンは頬を膨らませ、その間にセオビットは一瞬で領邦軍の兵士に詰め寄り、魔剣を振るって首を斬り落として絶命させた!
「あーっ!セオビットお姉様ったら、ズルいわよ♪―――――メルカーナの轟炎!!」
「「「グギャアアアアアア――――ッ!?」」」
セオビットの行動を見たレンは声を上げた後凶悪な笑みを浮かべて魔術を発動し、レンの魔術によって発動した業火に呑まれた兵士達は断末魔を上げながら焼死した!可憐な殺戮者達は次々と敵を残虐に滅して行き、敵の血で大地を真っ赤に染めて行った!
「全くもう……幾ら相手が雑兵と言えど、突出は危険すぎです。――――総員、戦闘開始!メンフィルの怒り、卑劣にして愚かなエレボニア帝国に思い知らせてやれっ!」
レン達の戦いの様子を見守りながら進軍していたメンフィル帝国軍の元帥の一人にしてメンフィル皇女の一人―――サフィナ・L・マーシルンは呆れた表情で溜息を吐いた後、すぐに気を取り直して号令をかけ
「イエス・マム!!」
「オオオオォォォォ―――――ッ!!」
サフィナの号令に対してメンフィル帝国軍は空気を震わせ、大地をも轟かせる程の雄たけびで答えた後領邦軍との戦闘を開始した!
「い、一体何が
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