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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
28魔族の呪いを解けるマスターキーとして旅立つ(強奪される)カズマきゅん
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用意下さい」
「分かった」
女の顔から、即座に軍人の顔に戻り、朝の支度を済ませ、引き続きテーブルを囲む一同。
「それでは火竜部隊は本日撤収する。カズマ殿は私と共に我が父と面会した後、神聖文字で書かれた古書を解読して装置を操作して頂く。休憩を挟んで同行したサッキュバスとの交接、精子を収集して、魔族領内の巣に対し解呪の霊薬として配布する。道中の安全はこちらでも保証するが、同行のサッキュバス兵、親衛隊が警護をする。以上、間違いありませんな」
「はい、結構です」
合意文書が交わされ、カズマきゅんが魔族にドナドナされるのが決定した。
(うそ〜〜ん)
昨日「一生付いて行きますうっ」と言ったのが通ってしまい、魔族少女との婚約も成立。
ダクネスの2千倍ぐらいキッッッッッッッッッッッッッツイ性格なので、親がどう言おうと魔王が反対しても結婚される。
めぐみんとダクネスは、サッキュバス装束のまま「付いていくよ〜〜」「逃さへんで〜〜」と言う病んだ顔をしていたので、同行者に登録。
しかし、一名行方不明のままだったので捜索願も出さず放置してしまった。
出発の刻限が来て、人間の捕虜にも特赦が出されて開放、巣を破壊したり、畑を踏み潰し水浸しにした(アクア)賠償金も支払われることになり、アクセルの街の冒険者も、思いを遂げたロリ女王様も、カズマに別れを告げて、馬車で帰って行った。
(誰か俺を連れて帰って)
その頃アクアは、昨晩の事件もあり、カズマへの面会は拒否されたが、ウィズの所を頼って飯を食って迎え酒して満腹になって、昨日は吐き過ぎて余り眠れなかったので朝寝を始めていた。
「か〜〜、こ〜〜〜〜、スピ〜〜〜、ううん、もう食べられない」
(一緒に帰りましょうね、アクア様)
ウィズはサッキュバスに預けていた飛竜で、アクセルの街に帰る事にして、昼過ぎまでアクアを寝かせた。
飛竜火竜部隊も撤収を始め、大した食料も持たずに来たので、補給を待つより帰って竜に自分で食べさせることにしていた。
「さあ、カズマ殿、いや我が夫よ、この子が我が弟、レッドドラゴンのピーちゃんだ、乗るがいい」
「はあ」
「ピーーーーキューーー(訳:人間、僕のお姉ちゃんは渡さないぞ)」
「馬鹿者っ、妾の夫となる人物、お前にとっては兄だ!」
「ピューーーー(訳:お姉ちゃんゴメンナサイ)」
ドラゴンの頭をシバき、命令して躾ける魔族少女。
カズマもレッドドラゴンの涙目というのを始めて見せられ、ドラゴン搭乗者とは、このぐらいキッッッッッッッッッッッツい性格でないと務まらないのだ思った。
「乗るのだ」
「はい」
高貴で、孤高の存在がカズマに背を許した。自分の能力や力では無く、魔族少女の力だったが、人間の身でレッドドラゴンに乗れる人間は歴史上でも数えるほどしか存
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