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相棒-二人の相棒-
第1話 初めての3人行動 1
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伊丹はそう言って辺りの建物を見て言った。

「それだけじゃないと思いますよ」

伊丹の後ろから言ったのは杉下右京だった。

「うわっ、何で警部どのが居るんですか!」

そう伊丹は右京に聞いた。

「何か事件だと米沢さんから聞きましてね」

右京はそう言って事件現場を見ていた。

「あの、ばか」

伊丹はそう言ってかなり怒っていた。

「あれ?来流」

芹沢は来流の姿を見てそう言った。

「ちわです」

来流は挨拶をして元上司二人の横を通り過ぎた。

「お前も警部と一緒に来たのかよ!」

そう伊丹は来流に絡みながら聞いた。

「まぁ、暇でしたから」

来流はそう言って現場を見ていた。

「しっかし、滝本くんも君も来るとは思いませんでしたね」

右京はそう部下二人に言った。

「いいじゃないですか、暇だし」

来流は辺りを見ながら言った。

「う、右京さん」

ひふみは右京に話し掛けた。

「どうかしましたか?滝本くん」

右京はひふみの方を向いた。

「このナイフアリスってお店のナイフです」

ひふみはそう右京に言った。

「アリス?」

来流は頭に?マークを浮かべた。

「アリスといえば最近有名な雑貨屋さんのお店ですね」

右京はそう言ってナイフの写真を撮って次の場所に向かった。



ーー雑貨屋・アリスーー


右京と来流とひふみはアリスに到着して辺りを見た。

中に入るのは女性が多く男性は中々見なかった。

「いらっしゃいませ」

そう店員は右京達に言った。

「しかし、スゲー品数だな」

そう言って来流は品物を見ていた。

「君、こういうのは得意なんですか?」

右京は来流に聞いた。

「いえ、一人なら入りませんけど仲間と一緒なら怖くないですね」

そう言って来流は凶器のナイフを見つけた。

「右京さん!ありましたよ!」

来流はそう右京に言った。

「ウサギサバイバルナイフ。」

そう右京はサバイバルの値段を見た。

「2980円て書いてますね」

来流はそう言ってサバイバルを片手に持ちながら言った。

「あの、店員さん!」

来流は店員を呼んだ。

「はい、何でしょうか?」

店員は来流達に近づいた。

「このナイフを最近買った人って何人ぐらいいますか?」

右京はそう店員に聞いた。

「えっと、お客様は一体?」

「警視庁特命係の杉下です」

「同じく神田です!」

「お、同じく滝本で・・・・す」

そう三人は警察手帳を見せた。

「最近買ったのは一昨日の小柄の女性と目付きの悪い男の人の二人ぐらいです
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