陽だまりのダークナイト
魔法少女のオーディション
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ムと人間界本家組は、一度コスプレイベントに行き写真を撮られまくってたな。一誠曰く今の内に慣れとかないと、と言われた時は分からなかったけど今なら納得出来る。この為に慣れとく必要性があったのかと。
「流石はグレモリー眷属の姉と言うべきか」
『ヴァーリの従姉もだが、時には厳しく時には優しくしてもらっているのだろう』
「まあな・・・・そこに居るギャスパーも出て来いよ。男の娘で場の空気も慣れてるだろうに」
「あはは、ヴァーリ先輩もですが思った通りになりましたね。一誠先輩はこの場を慣れさせる為にコスプレイベントに行ったのかと」
一見女子の格好に見えるが正真正銘俺らと同じ男だ、女装趣味で男の娘となっているが問題無いだろ。一誠がギャスパーの分まで出したと言ってたし、本人の了承を得てここに居るのだろう。現四大魔王のオフは、とても魔王らしくない行動をすると一誠から聞いたよ。それが現実になるとは。
「・・・・は、恥ずかしいわ。シトリーの『女王』である私がこのような・・・・うむむ、き、木場君も見ているというのに・・・・っ!」
「こ、これも会長の為ですよ!」
「そう思い込まないとやってられないし・・・・」
俺らの横では着替え終わったシトリーの女子達は、匙達の元に集まりだしたがソーナはシーグヴァイラと楽しんでいるように見える。匙は鼻の下伸ばしてるが、果たして俺達の主はどこで見ているのやら。ヴァーリからの語り部から俺視線へ移行したけど、俺と社長秘書の林は映画の主催者側である監督とプロデューサと脚本家に会っていた。
「わざわざ来てくれてありがとうございます。零社長『今はビジネスネームを使わないので』では織斑社長」
「俺のビジネスネームは何れ時が来れば使うが、今使う所ではないしな。だが急で悪かった、書類選考を突破したのに増やしてしまった件について」
「いえいえ。蒼い翼から連絡があれば何も問題ありませんよ、それも織斑社長から直々のお電話ですから」
「それより先程この会場に集結した子達を見ていましたが、もう一次試験の合格者を決めてしまいましたよ。不合格者には申し訳ないですが、今制作中のアニメか今回の劇場版にて敵役かエキストラとして出演予定となりました」
「流石は監督、もう合格者決定とは・・・・だが一応との事もあるので間近で見た方がよろしいかと思いますよ」
ヴァーリ達の所には本来出てくるはずの巨漢野郎は居ない、何故なら俺がここに居る時点でミルたんを不合格にしたのは俺。魔法少女の衣装を着た格闘家、それと他の女子達を怖がらせると不味いのでね。貂蝉や卑弥呼だけで充分だし、アイツもクリニックで儲かってると聞いている。
だから書類選考で落としたし、打撃が得意な魔法少女と言う設定自体がいらんわ。そう考えてると会場内
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