陽だまりのダークナイト
魔法少女のオーディション
[5/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
女としての試作品らしいし、衣類の面積が少なく袴も短く胸元も開いてるから大人のイベント用か?手にはスティックではなくお祓いでよく見る大麻、二人のも胸元に大きなリボンをした可愛らしい衣装だ。
「ぐはっ!」
「大丈夫か?」
「・・・・はぁはぁ・・・・か、会長の魔法少女・・・・も、萌える・・・・萌え死ぬ・・・・ヴァ、ヴァーリ・・・・お、俺もう死んでもいいかなって」
隣で匙が鼻血を噴出して倒れたので、本来だと一誠が聞くけど今回は俺なので匙を抱えながら聞く。過呼吸になりそうで、とてもじゃないが幸せそうな笑顔を浮かべている様子。会長ラブだった気がする。
「まだオーディション始まってないだろう?こんな所で死なれては困るぞ」
「メ、メガネっ子の魔法少女だぞ・・・・?か、会長は俺をピンポイントで殺しに来ている・・・・女子高生でその格好は無理があるが、クリティカルヒットだぜ!」
「お前、メガネっ子が好きだったのか。それと一つ忘れているが、ソーナは一誠の婚約者であってお前の物じゃない事だぞ」
で、介抱してたけど落ち着いた匙であったり祐斗は苦笑していた。会場の女子達からは・・・・。
『あの人達かっこいい!』
や。
『芸能人かな!?』
と言う熱い視線と黄色い声で一杯。
「ふむ、この格好も動きやすいか」
「うーん、天使が魔女の格好をするとは・・・・」
「魔法少女ですよ、イリナさん。でもちょっと恥ずかしいですね・・・・」
教会トリオであるアーシア、ゼノヴィア、イリナが魔法少女姿で登場。ゼノヴィアが持つ刀剣は模造用のを帯刀していて、頭にはラブリーなリボンをしている。イリナも同じ格好だけど、それプラス自前の輪っかと翼を展開していた。
アーシアはピンクをメインにしたフリフリ衣装に身を包んでいて、肩には小型ドラゴンのラッセーが動かないようルフェイが固まる魔法を掛けたようだ。精巧なぬいぐるみと言う設定の元、手にはスティックに緑色の瞳と金髪。
「・・・・やはり小猫ちゃんか、アーシアさん辺りがそういうの似合うんでしょうね」
「ロスヴァイセは魔法少女の格好ではないのか?」
「あー言うのを着るぐらいなら、着慣れたこちらの方がマシです。・・・・流石に私だけ普通の格好では申し訳ありませんが、今回はこれでご容赦願いたい所ですね。まあソーナさんやシーグヴァイラさんの言うイベントに行けばノリノリにやっていたかと」
「俺に言われても困るが、一誠には全て筒抜けなのだろう。今頃この風景を見ているはずだ」
ロスヴァイセの声がしたので、振り向くと魔法少女に鎧をプラスしたような格好になっていた。ため息を吐いていたが、確かに魔法の使い手があのような衣装を着るには勇気がいる。
俺もだがヴァーリチー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ