陽だまりのダークナイト
魔法少女のオーディション
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劇場版については決定と言う事になるが、例の一件についてはそちら側でアポしてくれよ」
会議終了後、編集室で今回撮ったリアス達の魔法少女姿をそれぞれ分けて編集する。題名は『劇場版実写版魔法少女ミルキーのオーディション』と名付けて、円盤に焼き付けて二枚出来上がった所でケースに入れて人間界本家へ戻った。その頃には容姿を兵藤一誠に戻り、リビングに向かったら眷属女子と男子とヴァーリ達がお茶を飲んで座っていた。
「お、やっと帰ったか一誠」
「ただいまだヴァーリ。ところで今回のオーディションについてどうだったんだ?」
「とても有意義な時間だったようで、ところで織斑社長からなのですが」
「アイツから書類渡されたから何だ?と思えば今回のオーディション結果だそうだ、ちなみに幻と言われた零達也に出会えてよかったな」
「まさかと思うけど織斑社長が零達也だと言いたいの?一誠ちゃん」
織斑社長は本社社長であるが、実は蒼い翼CEO零達也なのだと教えるとアレが幻や伝説とも言われた人物に出会えるとは思わなかったらしい。合格者決定と言う事で緊迫状態になったが、合格者は当然セラフォルーとなった事で歓喜した。
次の日から撮影が始まり、人間界本家にある地下空間なら時間が経っても地上だと数分になる。セラフォルーが魔法少女ミルキーの衣装を着て、撮影が始まったが勿論我らも見学していた。
「あらあら、セラフォルー様は張切って撮影してますわね」
「まあな〜それにスタッフのほとんどが冥界から来た者ばかりだし、外見と中身を俺ら蒼い翼によって人間コーティングさせている」
「確か人間界に住みたい時、ちゃんとした試験やマニュアルを読んで合格しないと生活できないと聞いてます」
「冥界から来た者らの仲介役として蒼い翼がやるが、その後からは自分でやっているから犯罪を起こすと強制送還となっちまう」
しばらく見学していると全ての撮影が終わったのか、魔法少女ミルキー役のセラフォルーはクランクアップとなり花束が渡される。撮影スタッフと共に帰ったが、後程冥界に居るサーゼクス宛てに例の円盤を送った。小型魔法陣でこれは何だ?と聞いてくると見れば分かると言って、電話を一度切ってしばらくするとメールで最高だったと感想を貰った。
「ソーナ達が出ていたのも焼いたが何時見る?」
「今は家族旅行前なのですから、後々に一緒に見ましょう」
「だな。サーゼクスに送ったが、最高だったと絶賛されたよ」
「私達はノリノリでしたが、リアス達眷属女子達は二度とやりたくないと言ってたね。ま、私らはまたやりたいわ」
俺達が家族旅行に行ってる間、副社長が不合格者をエキストラとして撮影日に呼んだ。参加者達全員に、魔法少女ミルキーシリーズのレア物をタダで配布した。サイン入
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