116話 安寧
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ごめんだから!ほら、麗しいのは私が枠じゃなくてククールでしょ?かっこいいのはヤンガスだよね!私はそうだな……全自動魔物撲滅枠?
「そういや貴族だったよな……」
「しみじみ言わないでよ!あ、でも本当はもう継いでたハズなんだよ。……継いでいたらドレス着て婿探し中だったな……剣士としての名前しか知られてないのに婚活、成功するわけがないんだけどね」
「そんなこと、ないと思うけどな」
「本当?ありがとうククール。ククールみたいなかっこいい人に言われたら自信つくよ」
「……そうか」
何さゼシカ。今のはだいぶマシだったわねって、何のこと?何が鈍いのさ、確かに戦ってると気分が高揚して高揚しすぎて痛覚が鈍って大怪我しても動けちゃうけど。
あ、ククールとかエルトが治してくれるからって痛みに対して鈍すぎっていうこと?ごめんごめん。
「違うわよ。トウカは私より年上でもそういう所は……なんかズレてるわ」
「一般常識のある人間じゃないことは認める」
「箱入りだもんね」
「エルトも概ねそうじゃないか」
「……」
姫様と私。エルトと同世代の、国の中の権力のワンツートップってわけだ。エルトに変な知識が入らないようにそりゃあ気を遣われてた事だろうなぁ。ごめん。
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