第五話「MSvsIS」
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「とりあえず、代表者は嶺君で決まりだね?」
「え? 代表者?」
僕は聞き覚えのない情報に首を傾げた。
「え? 知らないの? 勝った人がクラスの代表をして他の組と模擬戦をやったりするんだよ?」
そんな面倒くさい情報……聞いたかもしれない! と、とにかく僕はそんな面倒なことは御免だ!
「ちょっと待ってよ! 代表なんて僕やりたくないよ?」
「でも、セシリアにトドメ刺したりサーベル付き向けたりしたから、これはもうアムロが俺たちの代表になるよりほかにないと思うよ?」
「ち、ちがう! あれは明沙のために……」
僕は思わずそのことを口にしてしまい、明沙が赤くなる。
「あ、アムロ……?」
「あ、明沙! 違う!? そう言う意味じゃなくて……」
周囲がニヤつき、僕は仕方なく決心した。
「わかったよ! わかりました!! 僕が代表を引き受けますよ!?」
トホホ……こんなつもりじゃなかったのに……
「そんじゃ! 今夜はパーッといきましょう!!」
そう言って、僕とセシリアの肩に腕を絡めてジュドーが出て来た。こうして一組は盛大な宴会を開いた。
一年一組の皆はこうして僕らを受け入れてくれたようだ。しかし、IS学園事態は仮想敵とするMSを認めないだろう。この先僕らの活躍が世界にどう影響していくのか、その事態を僕や一夏達は知る由もなかった……
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