サーヴァント激突
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ランサーを出して混乱させるかもしれないけれど、今協力してくれる陣営としたらどこの陣営もマスターが隠れており、裏をかいて裏切る危険が過ぎる。
セイバー陣営はマスターの切継が俺達をとことん使い疲れたところを後ろから刺すことになる。セイバーがいくら怒ったって話にならないし、聞こうともしないからはっきり言って無意味だ。
ランサー陣営もケイネスが危険。
アーチャー陣営は英雄王が許すわけがないし、雁夜が恨んでいる時臣と協会関係なんて論外だし、あり得ないだろう。
アサシン陣営も同様だとして。
キャスターとかと協力は絶対無理。どこの陣営もそれ以前に情報どころか自分達の生命が危うくなることになる。そんなわけで一番安心で安全であり、まともなのだとしたらライダー陣営しかいない。俺はベルトをジャージの中に入れ、フードを被り、ランサーと一緒にアーチャーが出る前に現れる。
「ほう。二人も参られていようとは。しかし、どうゆうわけだ?ランサーが二人もおるぞ?」
「悪いがそれは言えねぇな。それにあんたの軍門には下るつもりもないが、うちのマスターがあんたと協力したいって頼みは受けいれるが?場所は後で連絡する」
俺達が現れたことに他の陣営も同様した。それはそうだ。ランサー陣営がもう一つ現れて驚いているのだから。
「貴様らの陣営はもう一つのランサー陣営であり、協力との話し合いか?悪いが…話はまた一対一で会う時に話そう。」
話すのは無理だったが一応約束はできた。ライダーが向いた方向は黄金の鎧をした金ピカ…いや英雄王略して慢心王である。
「我を差し置いて王を称する不埒者が一夜のうちに二人も湧くとはな」
「難癖つけられたところでなぁ…イスカンダルたる余は、世に知れ渡る征服王に他ならぬのだが…」
アーチャーの場合は裏切るからな…言峰との協力が一番恐ろしい。あの時は外道神父だったよ。
まぁ…マーボーでもあるけれど。
「見えないんだよ!あの黒いヤツ、間違いなくサーヴァントなのに…ステータスも何も全然読めない!」
どのサーヴァントも厄介だよ。
ステータスの読めず、持った物を宝具にできるバーサーカー。
対人用として強いランサー。
空を飛べれるライダー。
大量の宝具を射出するアーチャー。
「誰の許しを得て我を見ている?狂犬めが…せめて散りざまで我を興じさせよ。雑種」
展開された槍と剣を飛ばす。
あれの一つ一つが宝具だ。
あの英雄王が持っている王の財宝は恐ろしい。その気になれば俺のランサーの宝具であるゲイボルグや、偽・螺旋剣だって持っている。それにしてもサーヴァントでの戦いはやっぱり迫力がある。
ウェイバーはバーサーカーがどうしたかもわからないし、傷一つ残ってなどいない。英雄王に対抗できるバーサーカー。本当に敵にならなくて良かった…飛んできた宝具を掴んで落として掴ん
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