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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−Endless Dream−
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ム・ドラゴン》の耐性も有限だ。

「オレのターン……ドロー!」

『《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》の効果……お互いのフィールドに《邪眼神トークン》を特殊召喚する……』

「…………」

 そしてターンは、十代へと移行する。このターンで《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》を倒さなくては、俺たちに未来はない。そんな局面で回ってきたターンで、十代は――

「遊矢……あとは任せたぜ。オレは《左腕の代償》を発動! 手札を全て除外することで、デッキから通常魔法を手札に加える!」

 ――どこか、悲しい決意を秘めたような表情を見せていた。そして発動したのは、文字通りに手札全てを代償とする魔法カード《左腕の代償》であり、手札から一枚の通常魔法カードを手札に加えた。

「十代……?」

「オレは《ネオスペーシア・ウェーブ》を発動! 自分フィールドのモンスターを全て破壊し、その数だけデッキからネオスペーシアンを特殊召喚する!」

 十代は俺からの問いかけに答えることはなく、《左腕の代償》でサーチした魔法カード《ネオスペーシア・ウェーブ》を発動する。《ライフ・ストリーム・ドラゴン》と四体の《邪眼神トークン》を全て破壊し、代わりにフィールドには、五体のネオスペーシアンがフィールドに現れていた。

『ネオスペーシアン……!』

「《N・ブラック・パンサー》の効果発動! 相手モンスター……《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》の効果を得る!」

 そして忌々しげなダークネスの声とともに、まずは《N・ブラック・パンサー》の効果が発動される。相手モンスターの効果を得るという特異なソレは、ダークネスの《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》の効果を得ていく。

「これなら……!」

「バトル! 《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》となった《N・ブラック・パンサー》で、お前の究極幻神を攻撃する!」

 そして《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》の効果は、フィールドのモンスターの数×1000ポイント攻撃力を上げる効果。よって《N・ブラック・パンサー》の攻撃力も10000ポイント増し、元々の攻撃力だけダークネスの究極幻神よりも攻撃力が上回る。

『リバースカード……オープン! 《ガード・ブロック》……!』

 ――しかしここで、ダークネスが伏せていたリバースカードが正体を現し、《N・ブラック・パンサー》の攻撃を受け止めた。ダークネスへの戦闘ダメージは0となり、さらに《究極幻神 ビシバールキン》が戦闘破壊耐性を発動したため、バーン効果が発動する――

『…………』

 ――ことはなかった。何故ならここでダークネスが究極幻神のバーン効果を発動すれば、こちらの究極幻神の効果を得た《
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