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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
31部分:第二十七話 黒狼VS猟犬
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…連絡不能。制圧されてますね」

「軽く挑発したら乗ってくれてな。ははは」


相手をなぎ倒したモモは満足そうに笑った。
俺は進行方向にいて邪魔だったから眠らせてきたけどな。


「ふむ。ではこちらもマルギッテが襲いかかったようだし、互いに遺恨ナシということでどうだろう?」

「……わかりました。バカンス中ですし」


なんか釈然としないが、ここで俺だけ言っていても仕方ないので大人しくしよう。
互いに合意すると、2人は去っていく。その去り際、マルギッテはこちらを睨み、


「……次は勝ちます。覚えていなさい『黒狼』」

「あっそう、『狂犬』」

「私は『猟犬』です。覚えなさい」


なんでいきなり人を襲うような奴の異名覚えなくちゃいけないんだよ。
ちなみに大和も去り際に中将に何か言われたようだった。


「マルチーズか……覚えたわ!」

「覚えてないからね。マルしか合ってないからね」


そんなわけで、ドイツ軍人との邂逅はこれにて幕を閉じた。

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小田和正のライブに当たりました。
しかもS席!

その分出費かさむな……
来月は質素に生きよう……

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