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猛者狩り
第四章
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中の政のことだった。
 清盛はこの二人が誰だったか知らなかった、しかし彼は源頼朝が挙兵し彼のところに彼の弟である源義経と弁慶という僧兵が馳せ参じたことを聞いて忌々しげに言った。
「あの赤子の命を救ったことは誤りだったかもな」
 頼朝もそうだったが彼を殺さなかったことを後悔した、あの稚児そして僧兵が何処の誰であったか知らないまま。


猛者狩り   完


                          2016・9・24
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