暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第18話『私達に勝てるの?』
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
言った。
「オーナー、お久しぶりですね。それから、申し訳ありませんがナオミさん、コーヒーは結構です。」
雅はオーナーと挨拶を交わす。本来、一度リセットが起動されると、世界から雅の記憶が失われるが、時間の管理を行う電王の世界は、例外的にその影響を受け付けず、世界がリセットされても、電王とその関係者は記憶が保護される。しかし、
「ですが、オーナー。何故良太郎さんは、特異点であるにも関わらず、僕の記憶が欠けているのですか?」
仮面ライダー電王、野上良太郎は雅を見て初対面のような態度をとった。
「実は、良太郎君は先の牙王の一件で記憶を一度無くしてしまいまして、モモタロス君以外のイマジンも消えてしまいましてねえ。そこで、雅君には電王として戦っていただきたいのですが、いかがでしょうか?丁度イマジンもいるみたいですしねえ。」
オーナーは雅に提案を持ち出す。
「僕でなれるのなら、喜んで。」
「ちょっと、私の意見は無視?まあ、やる事も無いし、いいけど。」
その提案に雅は賛成し、カグヤも文句を垂れながらも納得した。
「そうですか。おぉっと、どうやら早速出番ですねぇ。」
「分かりました。行って来ます。」
雅はオーナーの言葉に反応し、出て行こうとするが、
「雅君。忘れ物ですよぉ。」
オーナーは雅を呼び止め、電王ベルトとライダーパスを渡す。
「オーナー、ありがとう御座います。」
「何のことですか?私はただ、忘れ物を持ち主に渡しただけではよぉ?」
「ありがとう御座います。それでは。」
雅はデンライナーから降りる。

雅が降りた地点には、ホースイマジンが町中で暴れていた。
「そこまでだ!」
雅はホースイマジンを止める。
「あぁん?誰だ、てめえ?」
「僕は、電王の代理だ!」
雅は電王ベルトの試作機、ゼロ電王ベルトを装着する。
「変身!」
雅はライダーパスをゼロ電王ベルトにスキャンさせる。
“Spear From”
雅の身体は電王プラットフォームの姿に変わり、薄桃色の装甲が装着され、五本の竹を割ったような仮面が装着され、ゼロ電王スピアフォームに変身した。
『ねぇ、私達に勝てるの?』
電王はイマジンを憑依させて変身し、変身中はイマジンが精神を維持する。ゼロ電王も例外では無く、カグヤが精神のベースとなる。
「てめえ、俺をおちょくったな!」
ホースイマジンは怒り、レイピアを取り出して突進して来る。
『あなたの勝ち目はなくなったわね。』
ゼロ電王はそう言い、腰に携帯しているデンガッシャーを組み立て、スピアモードに変える。
『全然当たらないわね。』
ゼロ電王は身軽なステップで攻撃を避け続け、一撃を確実にホースイマジンに当ててゆく。
「カグヤ、そろそろ決める方がいい。」
『そうね。』
ゼロ電王はライダーパスを再びゼロ電王ベル
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ