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IS《インフィニット・ストラトス》〜鉄と血と華と〜
第七話 重なる掌
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笑顔になり彼の横に並ぶ。
「……」
「……」
「……何?」
ジーと三日月の事を見ていた箒。彼は視線だけそちらに向けて言う。
「もし……もしなのだが、記憶が戻ったらどうする?」
「記憶が?」
彼はんーと考えたが
「どうもしないかな、戻ったら戻ったでラッキーだけど、記憶が戻ることで今の
三日月
(
おれ
)
が居なくなるのは少し寂しいかな」
何処か悲しげに言う三日月に、箒は返す言葉がなく
「……そうか」
そう言うしかなかった……
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