第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜事件のその後〜
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理矢理病室抜け出して会いに行って、すぐにやってきた病院長からカルテ(縦)で頭を殴られて昏睡、そこからベッドに縛り付けられていたのだ。
「でも、院長先生からはこれならいいよ、って言われましたし」
「それに、これ以上舜さんを視界からはずしたら、どんな無茶するかわかりませんし。こうしてるほうが安心です」
おそらくここまでベッドを運んできた二人だろう。
スバルとエリオが拳を握って語っていた。
「舜さんの怪我って、まるで私たちがしなかった分全部引き受けたみたいなんですよね」
「そんなことないぞ。ってか今さらだけど、俺の身体ってワールドリンクやった時から攻撃食らってないよね?あの時ある程度回復したから、このギプスいらないはずだけど?」
その蒔風の言葉に、そんなことないです、ときつめの口調でシャマルが言う。
「確かに元には戻ったけど、疲労自体はその体に残ってたのよ?腕なんて簡単に疲労骨折したわ」
「いつ」
「ゆりかご落とした後舜君が気絶して、運ぼうとしてスバルさんが持ちあげようとした時にポキッと」
「そこで落ちそうになったのを私が支えようとした時に、反対の腕が」
「で、最後に落下した舜君を私が掴んだ時に右足が・・・・・ね?」
え?となる蒔風がスバル、シグナム、なのはの方を見る。
その視線にスバルはあ、あはは〜〜と笑い、シグナムは申し訳なかったというかのように咳ばらいをし、なのはは両手を合わせてごめんね?としていた。
「勘弁してくれ・・・・・」
「あはは。でも、これはこれでいいと思うんだ」
「なんで?」
「だってこれなら舜君にアーンって出来るでしょ!!!?」
「なにを拳握りしめていっとるんだお前は!?そこ!!フェイト、はやて、GJしない!!」
「舜、あっちはアリシアだよ」
そんなこんなでパーティーが始まった。テーブルには実に多くの食材が並んでいる。
一瞬食べきれるのか?と思った人も何人かいたが、スバルやエリオ、そしてギンガを見て「ああ、大丈夫だな」とか納得した。
「体重・・・・・・」
「(ビクッ!!)」
「デブ・・・・・」
「(ビビクッ・・・・・!!!!)」
「ギン姉。なんか舜さんの言葉に皆反応してるけどなんなんだろーね?」
「さあ?それよりスバル、食べましょ。向こう一週間分は溜めないと、おなか減っちゃってもう駄目だわ」
「うん!!いくら溜めても全部どっか行っちゃうもんね、私達!!さあ、食べるぞーーー!!!」
「ぎゃあ!!!こっち動けないのになんでお前らそんな一方的に殴れんの!?おかしい!!
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