第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜これが世界への大 逆 転!!〜
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かったのか?
それにもかかわらず、アースラはアラームを鳴らし、誰もいないその体で、このピンチをチャンスに変えたのだ。
戦艦には基本、そこまで高性能でなくとも、AIが組み込まれている。
だからもしかしたら、アースラはわかっていたのかもしれない。
この戦闘が、自分の最後のものになることが。
そして、その戦闘で、自分の中で暮らし、過ごし、笑っていた彼らが、危機にさらされているのを察知し、彼らのために戦える最後のチャンスだという事が。
無論、普通に考えれば、そんなことはあり得ない。
戦艦が自律行動など、とりはしないのだ。取るはずがないのだ。
おそらく、しっかりと説明するならば、戦闘の際のバグとして処理されるだろう。
しかし、だれひとりとして、そんなことは思えなかった。
アースラは、その最後の瞬間まで、自分達と共に戦ってくれた、仲間だったのだと。
機械のそれに、感じる心はなかった。
しかし、そのAIは、それがそうであるという事だと「考えた」
爆炎を上げて落ちるアースラ。
外壁が崩れ、外からブリッジが見え、それが蒔風の目に止まる。
崩れた壁の隙間から見えたブリッジのモニターには、ただ一文だけ、こう表れていた。
《GOOD LUCK.My Family》
『ッ・・・・この・・・・・・廃艦寸前の鉄くずがァ!!!!!』
「・・・・・ははっ・・・・残念ながら、to be continued.だったみたいだなァ!!!!世界も粋なもんを用意してくれるよな・・・・行くぜ・・・・・大逆転劇ってのを、見せてやる!!!!!」
【Mahou Syoujo lyrical Nanoha---Nanoha A's StrikerS!!ALL SERIES COMPLETE!!!】-WORLD LINK- 〜WEPON〜!!!
その発動と共に、空に大きく二つ、光が輝く。
その光の元は、フェイトとはやて。
今、蒔風が敗北してきたすべてのものに、逆転勝利を突きつける!!!!!!
フェイトの身体からホログラムのように文字がいくつも浮き出してきて、それがだんだん人の形を取って行く。
同時に、はやての魔導書「夜天の書」のページがものすごい勢いでめくられていき、やはりそこからもホログラム状に文字が浮き出て人の姿を取って行く。
そうして現れた
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