暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜これが世界への大 逆 転!!〜
[4/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
アースラは飛び立って行ってしまった。


他の戦艦の砲撃弾幕を背に受けて、それを援護とするように。







------------------------------------------------------------







「混暗を以って混ざりあえ!!!獄炎、土惺・・・・穿て、獄惺竜!!!!!」





ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!





唸り声を上げ、獄炎と土惺を混ぜ合った「獄惺竜」が、砲撃にその身を削られながらもゆりかごの額に向かって突っ込んでいった。
衝突と共にひねり潰してから爆散し、そこに小さな穴をあける。


その穴になのはが砲撃を叩き込んで、更にそこに休みなく蒔風が絶光尖で貫通させる。



「見えた!!!」

「いまだ!!!!雷 旺!!!!」

「ディバイィィィイイン!!!!」


「砲!!!」「バスタァアアアア!!!!!」





二人の息のあった砲撃が、その穴の先に見える「奴」を狙い撃った。
だが、「奴」にしてみればなのはと、弱体化した蒔風の砲撃など脅威ではない。


片手をめんどくさそうに払って、その砲撃を上に弾いた。
ゆりかごの天井に穴があいて、その砲撃が逸れていく。




だが、その砲撃は終わらない。




砲撃に宿った雷旺のエネルギーは電気。
なればこそ、彼女であれば、それを動かしての方向転換も可能である。




《いまです!!!》

「せぇ・・・・のッッ!!!!!!ハァアアアッッッ!!!!!」




フェイトが、その砲撃をバルディッシュザンバーに巻きつけるかのようにまとわせ、己の魔力も上乗せしてから、叩き返す。


しかし、開いた穴はすでに四分の三は塞がっており、たとえ届いても「奴」は難なく弾くであろう。
だがらこそ、フェイトが打ち出したのは、そっちの方向ではなかった。



「ヴィータ!!お願いッッ!!!」

「まっかしとけェ!!!!うをおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオッッッ、りゃあァァァ!!!!」




その行き先は、ヴィータ。
彼女のハンマー、グラーフアイゼンを以ってして、彼女も魔力を上乗せしてから飛んできたそれをゆりかごに向かって撃ち返した。





ドグオォグァッッ!!!!!





その衝撃に、ゆりかごが少し揺れ、その船体に傷ができる。
そこに向かって、エリオが電撃槍となって突貫し、一気に貫通しようと試みる。

しかし、電撃のようなレーザーを放つ砲台が振るわれ、まるで鞭のようにしなってエリオを打つ。
それをスバルがガードして
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ