陽だまりのダークナイト
月中基地本部×生存者への状況説明
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戦死前よりも使いやすそうに見えたけど?」
「うむ。先程見たブレイヴには、パイロットを負荷させるような事は無さそうだ。久々にフラッグファイターとして血が騒ぐ、今回の事で対邪龍戦にて活躍できるとなれば早めに慣れなければな」
俺達の機体やISにオートマトンについての知識を付けさせて、この外史にしかない神器と言う事をヴェーダにある情報端末から呼び出す。神器は人間にしか宿らないが、何故か神である俺にも宿ったのは今でも不思議である。
神器はシャルロットが作ったシステムで、不思議な能力を所持者に与えるがほとんどの所持者が不幸とされてる。能力は様々だし、発現するのに使い手の善悪関係ない上に悪魔の業と誤解される事も。
「先天的に神器を宿す人間か血を引く者のみとされている。持ち主から奪取されて移植となれば後天的に手に入れる事も可能、ただし強制的に神器を抜かれると死亡する。手に入れたとしてもだ、元々持っていた力が使用不可とされたり制御不能になる程の才能を費やす事に。ドラゴンを始めとする強大な神獣と魔獣を封じた神器は強力、封じられた存在が目覚めないか活動停止状態だと最低限しか使用できなくなる」
「ふむふむ、織斑総司令官も持っていると言ってたです。どのような神器を持ってるですか?」
「俺か?俺の神器はこれだ」
「一真の神器は神をも滅ぼす事が出来る神滅具と言うが、ワシらは普通に神滅具と呼んでいる。神滅具と呼ばれた神器は全十三種類、禁手化と言う新たなステージに立つ事も可能だ。神器の力を高めて、ある領域に至った者だけが使える禁手化。一真も出来るがアレは見世物ではない」
とりあえず俺らの仲間達には神滅具所有者は五人で通常神器は三人と。人工的に作り出した神器もあると教えといて、この外史について説明を終えるとビリーが思い出したかのように言った。彼女も保護されてないか?と。名を聞くと俺とイアンだけ苦笑しながらも俺のスマホにコールしといた。
「ビリー、お前に用があると言う者からの電話だ。ミーナ・カーマインについて知っているから教えてくれるんだと」
「では失礼して、もしもし『ビリーお久しぶり!元気にしてた?』ミ、ミーナ!どうして君が一真君のスマホから。今どこにいるんだい?」
『やーねぇ。さっきビリーが居た月中基地本部に居るのよ』
「どう言う事だい?何故君がそこに居る?」
『ビリー達が消滅して私も消滅したかと思えば、目が覚めたら一真さん達が居る戦艦内にね。イアンさん達と一緒に生存者として保護後、そのまま次元パトロール隊の監視側としてお役目してるの。分かったぁ〜?ビリー。貴方が保護されたと聞いて、すぐにでも会いたかったけどサプライズにしたかったから秘密にしておいたの。お陰様で貴方の子供も生まれて立派な大人になったし
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