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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
20惑星上のサッキュバス約500万人に輪姦される予定のカズマきゅん
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いた。
 足蹴にする時も、遠慮する少女とは違い、全力で体重を掛けて顔を土間に踏み躙り、貴族に復讐でもしているのかと思ったが、鬼のような笑顔で楽しみ、教えられてもいないのに汚い言葉で罵り「ブタッ!」「キモいんだよっ!」と生来の真性ドSの才能を発揮して嬲り続けた少女。
 やがて仲間を呼ぶかのように、逃げ出した少女の代わりに参入して「アタシの鞭が欲しいか?」と大金のチップを客から巻き上げ、土下座させた顔を上から踏み、階上の女性客から拍手喝采を浴びた少女達。
 カズマから見ても何かを感じさせられ「この女達だけは世の中に放ってはいけない」と考えさせられ、相性の良さそうな客と間を取り持ち「女王様にお仕えするつもりは有りませんか?」と聞いて契約もさせ、現世に出てこれないように閉じ込めたはずの悪魔達。
 それが何故か自分を救いに来て、下僕に命じて兵を集めてここまで来ている。
 恐怖に身をすくめたカズマは「復讐?」とも考えたが、法廷での証言では嘘か誠か、悪魔達は自分への好意を表明した。
 まさかの可能性を考え「あの悪魔達から愛されている」と考えた途端、恐怖からチビリそうなったカズマきゅん。
 それが現実なら、毎日シバかれて踏まれる日々が訪れる。中でも女王様オーラを発し始めた悪魔を見て「踏んで下さい」と思い始めた自分がいて恐ろしくなった。
 本来サッキュバスやインキュバスを使って、人類から取り除かれたはずのサディストの遺伝子。イジメ根絶やパワハラを無くすために除去されたはずのドエスDNA。
 それは下層階級の中に生き残り、一生貧しい暮らしをすれば発現しなかった化け物の遺伝子を、この世に解き放ってしまった愚かな自分を悔やんだ。

「あの、俺をあいつらに突き出してくれ」
「何を仰るのです、ご冗談を、カズマ様」
 犠牲者の数を考えると、人間、サッキュバス、元サッキュバスの女、どっちの味方かよく分からない女神とウィズ、負傷したり捕まって陵辱されたそうな変態クルセイダー。
 それを考えると、自分が捕まってほんの10人ほどの悪魔にマゾ奴隷調教を受けたり、立たない貴族や商人にネトラレ現場を見せ付けながら、逆レイプされれば済む。
「いや、やっぱり人間の世界に帰るよ」
 爽やかに言って、数千人いそうなサッキュバスに輪姦され、他の巣を回らされて500万人と交尾する羽目になるのを回避しようと試みる。
「いけません、カズマ様。我らを導く伝承の人物を死なせる訳には行きませんよ」
 何か悟ったような感じで、「カズマ様を犠牲にして生き残りたいと思っているものなど、誰もいませんよ」みたいな穏やかな顔をして笑う族長。
 出撃するBBAサッキュバスなんかも「あんたら後輩とか、私の娘は人間になれるんだよね、もうそれだけで満足さ、後は任せたよ」とか言って、脂肪フラグ立てまくって、
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