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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
18女神とダクネスに捕まって軽くボコられます
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いく。
「あれも敵だっ、水がっ、水がっ!」
 巣の低い部分が水没して行き、飛べない者は悲鳴を上げながら階段を登って逃げる。
「カ〜ズ〜マ〜、どこまで行くのかな〜〜?」
 怒りのゲージが満タンになって、ほぼ悪役のアクアが、カリオストロ公爵ぐらいの悪役ゼリフを言いながら追っていく。
「すいませんっ、すいませんっ、カズマさん見つけたら、この人も連れて帰りますので〜っ」
 アクアの周囲だけ聖水に包まれ、サッキュバスなら浄化されて消え、リッチもダメージを負いそうなのに、謝りながら付いて行くウィズ。
「ああ、カズマがサッキュバスたちにネトラレして、もう普通の女など愛せない体に…… ハァハァ」
 ララティーナさんも相変わらず変態の特殊性癖を発揮しながら追った。

 神殿
「げっ、アクアにダクネス、何でウィズさん?」
 内部の監視映像から、重装歩兵と魔法兵団より怖い追手が迫っているのを見て嫌な予感がするカズマ。
 まさか半日と遅れず追跡されてしまうとは思わず、何かウィズが泣きながら頭を下げている映像も見えるので、いつも通り駄女神が碌でもない事をしでかして、周囲に多大な迷惑を掛けているのに気付き、ここの修理代とかも自分持ちなのでは? と考えて即逃げ出したかった。
「カズマさん、これ女神アクアですか?」
「ウン、タブンネ」
 先程、ホモの傭兵団とか正規軍に追われていても「大丈夫」と話しかけてきていた防衛システムも、アクアを見て「アカン、これあかん奴や」と言い出し赤信号を出して白旗揚げて降伏したので、危険度が桁違いなのを泣き出しそうな笑顔で理解した。
「めぐみんは…… いないな」
 ダクネスはいつもどおり変態なので良かったが、以前より病んでしまった「頭のおかしい爆裂娘」が同行していないので安心した。
 サッキュバスの巣みたいなデッカクてよく燃えそうで、構造が脆い割には大きめなので、中心で爆裂魔法を炸裂させれば、それはそれは景気良く爆発して、吹き飛んで崩れ去って燃えて、燃え残った残骸と瓦礫だけになりそうなので、危険人物が一人少ないのでよかったが、どの道、巨大花鳥風月とか使われると洪水で一巻の終わりで円環の導きで終了である。
 現在の女神パーティーで、魔族軍幹部のリッチが一番常識人で、周囲に謝りながら歩いていた。
「貴方は伝承の黒ジャージの……」
 族長のBBAサッキュバスも、ようやく新人サッキュバスの尻尾や角が無くなっているのに気付き、聖句が読めるカズマを信用し始めたが、そんなもんとっくの昔に手遅れで、一番恐ろしい追手が来てしまった。

「カズマさんっ、こっちですっ」
 追跡者から逃れるために、カズマの手を引いて一段上の「願い事が叶う祭壇」に向かって駆けていくサッキュバスちゃん。
 カズマももう、ソッチ方向にしか逃げられないので、
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