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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
16女神も何かナマハゲみたいな顔して追いかけます
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お婆さんも魅了した。
「カズマ様と新人のサッキュバスは、我らの巣に向かわせました」
 カズマが伝承の黒ジャージの人物でサッキュバス万年の呪いを解ける人物であるとか、サッキュバスを人間に出来る本当の人間だとか、新人のサッキュバスが人間になれる初めての少女であるとか、一族の将来に関わる答えまではしなかったが、会話はできる人物のようなのでカズマの行き先だけを教えた。
「宜しい、私達は何もカズマ様を取って食おうと言うのではありませんよ、あなた方と同じ、ほんの少し寝床を共にして、愛し合って子供を授かりたい、それだけなのです、うふふふふっ」
 周りの兵士は「そんなクソ野郎がいるのか? 俺なら女房子供を捨ててでも、どんな事をしてもこの女を取るぞ」と思われたが、めぐみんやアクアを捨てて逃げるほどの男なので、何か女の本質を見抜く力でもあって、一回寝るだけで頭や心が壊れてしまう、怖すぎる女からは脱走したカズマきゅん。
 もちろんこの少女の女王様体質を見抜いて、貴族に渡して手出しする前に逃げたのだが、屍山血河を築いてでも追われてしまうとは考えていなかったのか、貴族と契約すれば、この化け物でも契約を守って家に残り、一般家庭まで破壊しないと思っていたが、まさか貴族まで簡単に屈服させて表に出て、権力を行使する味まで覚え、破壊の限りを尽くす魔女を世に放ってしまうとは思っていなかった。
「さ、行きますよ、ブタ」
「ぶっ、ブヒーー!」
 兵士達もサッキュバス達も、少女の「椅子」「騎馬とかブタ」として移動している男が、自分たちの雇い主で地主の大貴族だとは思いもしなかった。

 翌朝のカズマきゅん
 股間を手で隠して蓋をして、「もうしないで」とか寝言を言いながら泣き寝入りしていたカズマ。
 ここは果樹園だったのか、焚き火に気が付いた農家のオジサンがやって来て誰何しようとしたが、サッキュバスが10人以上いる化け物の集団で、飛竜とかも見てすっ飛んで逃げて行った。
 夜が明け始めて飛竜が飛べるようになったので叩き起こされ「もうできませんよ」と泣いているのに強壮剤と朝立ちで一回抜かれ、追手が怖いので出発の準備をして飛び立った一行。
 最初にカズマに乗った四人目ぐらいまでは「愛があった」と判断されたのか、本当の人間の精子が子宮に入って「ピンポン」鳴ったせいか、サッキュバスの角が片方落ち、人間になる兆候が見られたので「ラッキーー」ぐらいに思われていたが、もう片方の角も落ちると墜落するので低空をゆっくり飛び、今日も飛竜が先行して巣で合流する予定になった。
「カズマさん? 先輩方とヤリまくって気持ちよかったですか?」
 後ろで手綱を握っているサッキュバスちゃんに抓られながら睨まれ、怯えているカズマ。昨日まではあれだけラブラブだったのに、サッキュバスの存在自体が怖くなって震えていた
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