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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
13サッキュバスちゃんと堕ちる所まで落ちます。
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てさらに愛し合い、抱き締められたまま両手が一周して恋人繋ぎ、という抱かれ方をして、きれいな顔も涙とキス後のヨダレと泣いた後の鼻水でクチャクチャになってしまったが、それでもキスされて愛されてしまい、もう涙も泣き声も止まらず、もう一度愛し合い、さらにもう一度愛し合った。

「ああ、こんなに嬉しいなんて、浄化されて消えてしまいそうです、嬉しい、愛しい」
 カズマの背中に腕を回し、ずっと擦って抱き締め、足も絡めてだいしゅきホールドもして、外出しされないように気を付けた。
 もう子供を授かることしか考えておらず、もし今生の別れになるなら忘れ形見を受け取り、一緒に地の果てにでも逃げ回って結ばれるつもりでいた。
「どこまでも、どこまでも逃げましょう、それで、どこかサッキュバスと人間が暮らして行けて、結ばれて一緒に暮らせる世界を探しましょう」
「ああ」
 例の怖い恋人たちから逃げられるなら、海の向こうのウリセンバーでも生きていけると思ったカズマきゅんなので、ここにとどまると死罪らしく、可愛いサッキュバスと愛の逃避行が出来るなら構わないと思い、結構気軽に返事をした。

「この部屋だね? おい、いるんだろ? サキュ子」
 女の声で渾名で呼ばれてドアを何度もノックされ、サッキュバスの仲間が来たのには気付いたが、これもサッキュバスちゃんとカズマきゅん終了のお知らせである。
「カズマさん、仲間が来てしまいました、このまま逃げましょうか? それとも一旦仲間に捕まって保護して貰いましょうか?」
 どう見ても新人サッキュバスは、三回連続で交尾してしまったので足も腰もガクガク、とても窓から飛んで逃げられる状態では無く、体を起こすのがやっとで、どうにか服を着込んだ所で合鍵で鍵が開いてドアも開いた。
「お前、真っ昼間から男を引き込んで、ナニしてやがった?」
 何か悪所同士の連帯があり、子供のサッキュバスが連れ込み宿に男を連れ込んだと通報があって、見に来た一同。
 赤毛でロングヘアのお姉さんとか、金髪の数人のサッキュバスに取り囲まれ、カズマも逃げられなかった。
「この男、まさか幻術も掛けなかったのか?」
 目が死んでおらず、明らかに幻術に掛かっていないまま愛し合っていた二人。メスとオスの精液の匂いが立ち込め、明らかに交尾した直後の表情だったが、新人サッキュバスは嬉し泣きしながら人間に寄り添って、抱き合っていた。
「コイツに何をしたっ? 幻術にも掛かってない男がサッキュバスとっ、まさか普通の女とするみたいに愛し合ったのか?」
「ええ、そうですけど?」
 ボケた男から最悪の答えを聞いて、脱力するサッキュバス達。この世界の男で、肉便器で精液便所の性病の塊に、愛を語る奴など存在しないが、目の前の馬鹿はそれを全部こなしてしまった。
「もしかして、こいつの精を吸ったり
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