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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
26話『闇の暗躍』
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る隠密ガンダムの姿が目に付いた。……詩乃にしられる危険を本気で理解した四季だった。
「五峰四季……お前は私の嫁にする! 異論は認めん!」
「嫁? なんで……そこは婿じゃ……?」
ラウラの発言は兎も角、疑問点は其処である。明らかに間違っているのだが……
「二本では気に入った相手を『嫁にする』と言うのが一般的な慣わしだと聞いた。ゆえにお前を私の嫁にする」
(ちょっと待て、そう言うのは和人の役回りだろう!? いや、それ以前に……)
“シリカ”と言う愛称で呼んでいる少女……和人に片思いしている子なのだが、かなり年下である。外見年齢は兎も角、ラウラの場合は一応同級生なので法的な問題は無いだろうが。
『誰だ、そんなでたらめを言った奴は?』
約一名を除いた全員の思考が一つになる。……隠密ガンダムを含めてだ。天井へと消えていく隠密ガンダムは最後に四季へとサムズアップをして行くが……。
(それって、覚悟しておいたほうが良いぞって事かぁ!? 農丸さん!!!)
思わず心の中でとは言え隠密ガンダムの本名で絶叫してしまう四季だった・
「……四季さん、私に詳しく説明していただけますか?」
「は、はい」
暗い影を纏っておほほと笑っているセシリアさん。直視すると随分と恐怖を誘う姿である。その威圧感は間違いなく、デジタルワールドを冒険した頃に遭遇したヴァンデモンにも匹敵するだろう。そんな混沌とした状況が授業の時間に入っても続いていた。
なお、
「四季、私以外の相手とキスしたって聞いたんだけど……説明して貰えるわよね?」
「スミマセンでした!!! なんでもお聞きください!!!」
帰宅後本妻相手に土下座している四季の姿があったそうな。当然ながら情報元は隠密ガンダム。その後、怒った彼女を宥めたり慰めるのに朝まで掛かったと追記しておく。
寧ろ四季にはルーンレックスよりも強敵だったのかもしれない。
???
『ルーンレックスが敗れたか』
『紛い物の体とは言え伝説の聖機兵が同じ聖機兵無しで敗れるとはな』
巨大な円卓の有る広間で無数の声が響いていたが、不思議な事にその部屋の中にある人影は数えるほどしか存在していなかった。
『闇の化身』……スダ・ドアカワールドや天宮の国でそう呼ばれていた者達が実体を失った精神体の姿で存在しているが故に、其処で肉体を持っているのは既に肉体を再生している僅かな者達しか居ない。
「だから力押しでは無理だと申したのですが」
「確かに、忌々しいが流石は奴等の教えを受けた小僧と言った所か」
「人間を侮っているからそう言う事になるのだ」
一つは真紅の鎧を身に纏った単
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